成人における48時間時点のリンパ球数,放射線量*,†,および予後の関係

リンパ球数の最小値(/mL)

放射線量(Gy)

予後

> 1500(正常な成人)‡(> 1.5 × 109/L)

0.4

極めて良好

1000~1499(1~1.499 × 109/L)

0.5~1.9

良好

500~999(0.5~0.999 × 109/L)

2.0~3.9

普通

100~499(0.1~0.499 × 109/L)

4.0~7.9

不良

< 100(< 0.1 × 109/L)

8.0

ほぼ常に死に至る

* 全身の線量(おおよその線量)。

† この表に示したリンパ球数の線量反応関係は,随伴する物理的外傷によって乱される可能性がある。物理的外傷に対するストレス反応は,末梢血中の白血球増多と白血球分画およびリンパ球サブセットの様々な変化を伴う。

‡小児では正常であれば高く,加齢につれて減少し,中央値は0~2歳で4600/mL(4.6 × 109/L),2~6歳で3100/mL(3.1 × 109/L),7~17歳で2300/mL(2.3 × 109/L)である。

Adapted from Mettler FA Jr, Voelz GL: Major radiation exposure—what to expect and how to respond.New Engl J Med 346:1554–1561, 2002.doi: 10.1056/NEJMra000365

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