中耳炎に用いる抗菌薬

中耳炎に用いる抗菌薬

抗菌薬

備考

初期治療

アモキシシリン

患児に以下のいずれもなければ望ましい:

  • 過去30日間にアモキシシリンの投与を受けている

  • 化膿性結膜炎

  • アモキシシリンに反応しない反復性中耳炎

耐性菌が疑われる場合は高用量レジメン

ペニシリンアレルギー†

セフジニル

セフロキシム

セフポドキシム

セフトリアキソン

静注または筋注

重度の嘔吐がみられる小児や抗菌薬の液剤を飲もうとしない小児に対して特に考慮

難治例‡

アモキシシリン/クラブラン酸

アモキシシリンの成分に基づく投与量が望ましい

クラブラン酸の最大1日量を超えないよう注意が必要である

セフトリアキソン

静注または筋注

経口セファロスポリン系薬剤が無効でも使用可能

服薬遵守が不良になる可能性が高い場合に考慮

クリンダマイシン

第2選択の代替薬であり,セファロスポリン系薬剤との併用を考慮

* 特に指定がない限り,治療期間は一般的に2歳未満の小児では10日間,より年長の小児では7日間である。特に指定がない限り,抗菌薬は経口投与する。

† 第2世代および第3世代セファロスポリン系薬剤とペニシリンの交差反応性は非常に弱い。

‡ 48~72時間の治療後に改善がみられない場合,治療抵抗性の感染症の既往がある場合,過去30日間にアモキシシリンを使用していた場合,または化膿性結膜炎を併発している場合は,難治例として治療する。

Data from Lieberthal AS, Carroll AE, Chonmaitree T, et al: The diagnosis and management of acute otitis media.Pediatrics e964–99, 2013.

* 特に指定がない限り,治療期間は一般的に2歳未満の小児では10日間,より年長の小児では7日間である。特に指定がない限り,抗菌薬は経口投与する。

† 第2世代および第3世代セファロスポリン系薬剤とペニシリンの交差反応性は非常に弱い。

‡ 48~72時間の治療後に改善がみられない場合,治療抵抗性の感染症の既往がある場合,過去30日間にアモキシシリンを使用していた場合,または化膿性結膜炎を併発している場合は,難治例として治療する。

Data from Lieberthal AS, Carroll AE, Chonmaitree T, et al: The diagnosis and management of acute otitis media.Pediatrics e964–99, 2013.

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