National Institute of Child Health and Human Developmentによる気管支肺異形成症の診断基準*

在胎期間32週未満†

在胎期間32週以上‡

診断

PMA36週または退院のいずれか早い時点での室内気下での呼吸

生後56日または退院のいずれか早い時点までの室内気下での呼吸

軽度BPD

PMA36週または退院のいずれか早い時点での必要酸素濃度が30%未満

生後56日または退院のいずれか早い時点での必要酸素濃度が30%未満

中等度BPD

PMA35週または退院のいずれか早い時点で,30%以上の酸素濃度,陽圧,またはその両方が必要

生後56日または退院のいずれか早い時点で,30%以上の酸素濃度,陽圧,またはその両方が必要

重度BPD

*この基準は>21%酸素投与を28日間以上必要とする,またはPMA36週以上でまだ酸素投与を必要とする,という基本的診断要件に追加されるものである。

†PMA36週時に評価。

‡生後29~55日に評価。

BPD = 気管支肺異形成症; PMA = 月経後胎齢(postmenstrual age:在胎期間と出生後週齢を足したもの)。