1型糖尿病および2型糖尿病の一般的特徴

特徴

1型

2型

発症年齢

30歳未満が最も一般的

30歳以上が最も一般的

肥満を伴う

まれ

非常に多い

インスリン治療を要するケトアシドーシスを来す傾向がある

あり

なし

内因性インスリンの血漿中濃度

極めて低値~検出不能

多様;インスリン抵抗性およびインスリン分泌障害の程度によって低値,正常範囲内,または高値

双生児での一致率

50%

> 90%

特定のHLA-D抗原との関連

あり

なし

診断時の膵自己抗体

あり,ただし認めないこともある

なし

膵島の病理

膵島炎,大半のβ細胞の選択的喪失

膵島はより小さく,見た目は正常;アミロイド(アミリン)沈着がよくみられる

糖尿病合併症(網膜症,腎症,神経障害,動脈硬化性心血管疾患)を発症する傾向

あり

あり

高血糖の非インスリン血糖降下薬への反応性

なし

あり,初期には多数の患者が反応

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