正常な末梢血塗抹標本

正常な末梢血塗抹標本

一滴の血液をガラススライドに塗布した後に多色染色(ライト-ギムザ染色)を行い,各種の細胞型が同定できるようにする。これらの染色液には,対象を青く染める塩基性色素(メチレンブルー)と赤く染める酸性色素(エオジン)が混合されている。そのため,細胞の酸性成分(核,細胞質RNA,好塩基性顆粒)は,青色または紫色に染色され,細胞の塩基性成分(ヘモグロビン,好酸性顆粒)は,赤色または橙色に染色される。

By permission of the publisher. From Tefferi A, Li C. In Atlas of Clinical Hematology.Edited by JO Armitage. Philadelphia, Current Medicine, 2004.

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