大動脈弁狭窄症と僧帽弁逆流症を合併した患者の身体所見を示した図
大動脈弁狭窄症と僧帽弁逆流症を合併した患者の身体所見を示した図
大動脈弁狭窄症と僧帽弁逆流症を合併した患者の身体所見を示した図

雑音,特徴,強度,放散を図示した。肺動脈弁閉鎖音が大動脈弁閉鎖音より大きくなっている。左室の突出と右室の挙上(それぞれ太い矢印)を明示している。IV音(S4)と収縮期振戦(TS)を認める。a = 大動脈弁閉鎖音;p = 肺動脈弁閉鎖音;S1 = I音;S2 = II音;3/6 = 漸増漸減性雑音の強度(両側頸部に放散);2/6 = 心尖部で聴取された漸増性の全収縮期雑音の強度;1+ = 肥大した右室の前胸部における軽度の挙上(矢印は挙上の方向を示す);2+ = 中等度の左室の突出(矢印は突出の方向を示す)。

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