喉頭疾患
喉頭疾患
喉頭疾患

通常,弛緩した声帯はV字型に開き,空気が自由に気管へと通過できる。声帯は吸気時に開き,嚥下または発声時に閉じる。患者の口腔の奥でミラーを保持すると,しばしば声帯を観察でき,接触性潰瘍,ポリープ,結節,麻痺,がんなどの疾患がないか確認できる。麻痺は一方の声帯(片側性)または両方の声帯(両側性―図なし)に生じる場合がある。