鼻の細菌感染症

執筆者:Marvin P. Fried, MD, Montefiore Medical Center, The University Hospital of Albert Einstein College of Medicine
Reviewed ByLawrence R. Lustig, MD, Columbia University Medical Center and New York Presbyterian Hospital
レビュー/改訂 2023年 7月 | 修正済み 2025年 1月
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鼻前庭炎は鼻前庭の細菌感染症であり,典型的には黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)による。鼻ほじりや過度に鼻をかむことで起こり,不快感を伴う痂皮が生じたり,痂皮が剥がれた際の鼻出血の原因となったりする。ムピロシン軟膏を1日2回,14日間,局所に塗布するのが効果的である。

鼻前庭のせつは,通常はブドウ球菌によるもので,鼻先端部の蜂窩織炎に進行することがある。ブドウ球菌に有効な抗菌薬を全身投与し(例,セファレキシン500mg,1日4回経口にて),温罨法および外用ムピロシンの塗布を行う。局所の血栓性静脈炎およびその後の海綿静脈洞血栓症を予防するため,せつは切開排膿を行う。

市中感染型のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(S. aureus)感染症の治療は,培養および感受性試験の結果に基づいて行うべきである。典型的には,クリンダマイシン,トリメトプリムとスルファメトキサゾール,およびドキシサイクリンが大半の菌株に効果的である。

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