アセトアミノフェン中毒ちゅうどく

完全なレビュー: 2025年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 10月
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アセトアミノフェンは、熱ねつを下さげたり痛いたみをやわらげたりするために使つかう、お店みせで買かえる薬くすりです。これは、たくさんの製品せいひん名めいで売うられています。また、たくさんのせき止どめやかぜ薬ぐすりにも入はいっています。

アセトアミノフェンは、ふつうは安全あんぜんですが、多おおすぎると害がいになります。

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくとは何なんですか?

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、アセトアミノフェンをたくさん飲のみ過すぎた結果けっか起おこります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、アセトアミノフェンの入はいっている薬くすりや製品せいひんをいくつかまちがって飲のんだ場合ばあいや、わざと飲のみすぎた場合ばあいなど、短みじかい間あいだにたくさん飲のみ過すぎると起おこります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、ひどい慢性まんせいの痛いたみがあるために長ながい間あいだにわたってたくさん飲のみ続つづけた場合ばあいに、ゆっくりと起おこることもあります。

  • 正ただしい量りょうのアセトアミノフェンを飲のんでいても、肝臓かんぞうに損傷そんしょうがある場合ばあいなど、場合ばあいによっては危険きけんなことがあります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、肝臓かんぞうに深刻しんこくな損傷そんしょうを与あたえ、肝不全かんふぜんを引ひき起おこすことがあります。

  • アセトアミノフェン中毒ちゅうどくは、肝臓かんぞうが損傷そんしょうするまで症状しょうじょうを引ひき起おこさないこともあります。

  • せき止どめやかぜ薬ぐすりのラベルはよく読よんでください。

  • 痛いたみ止どめの薬くすりのラベルはよく読よみ、すすめられている量りょうを超こえて使つかわないでください。

もしあなたがかぜの子こどもやせきのある子こどもの世話せわをしているなら、子こどもにアセトアミノフェンを飲のませすぎないようによく気きをつけてください。いろいろな剤形ざいけい(液剤えきざい、錠剤じょうざい、チュアブル錠じょう)のいろいろな種類しゅるいの薬くすりに、成分せいぶんの一ひとつとしてアセトアミノフェンが入はいっています。子こどもがすでにアセトアミノフェン入いりの薬くすりを飲のんでいる場合ばあいは、アセトアミノフェン入いりの別べつの薬くすりを使つかわないでください。

自分じぶんやほかのだれかがアセトアミノフェン中毒ちゅうどくかもしれないと思おもったら、すぐに電話でんわで救急車きゅうきゅうしゃを呼よぶ(日本にほんでは119番ばん、アメリカのほとんどの地域ちいきでは911番ばん)か、中毒ちゅうどく情報じょうほうセンターに電話でんわしてアドバイスをもらってください(アメリカでは1-800-222-1222【訳注やくちゅう:日本にほんでは(公財こうざい)日本にほん中毒ちゅうどく情報じょうほうセンターが電話でんわによる無料むりょう情報じょうほうサービスを提供ていきょうしています。大阪おおさか072-727-2499、つくば029-852-9999、https://www.j-poison-ic.jp】)。

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくにはどのような症状しょうじょうがありますか?

たいていの場合ばあい、すぐには症状しょうじょうが現あらわれません。

飲のみすぎた量りょうがとても多おおければ、症状しょうじょうは次つぎのように段階的だんかいてきに現あらわれます。

  • まず、吐はいたり、吐はかないまでも気分きぶんが悪わるくなることがあります。

  • 1~3日後にちごに、吐はき気け、嘔吐おうと、おなかの痛いたみが起おこることがあります。

  • 3~4日後かごに、嘔吐おうとが増ふえ、皮膚ひふや目めが黄色きいろくなり(黄疸おうだん)、皮膚ひふの下したや鼻はなや歯はぐきから出血しゅっけつすることがあります。

  • およそ5日後かごに、回復かいふくするか、または臓器ぞうきが働はたらかなくなります(この場合ばあいは死しんでしまうことがあります)。

時間じかんをかけて少量しょうりょうずつ飲のんだことで中毒ちゅうどくを起おこした場合ばあい、最初さいしょに次つぎのような肝不全かんふぜんの症状しょうじょうが現あらわれることがあります。

  • 皮膚ひふや目めが黄色きいろくなる(黄疸おうだん)

  • 出血しゅっけつ

医師いしはどのようにして、私わたしがアセトアミノフェン中毒ちゅうどくかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは血液検査けつえきけんさでアセトアミノフェン中毒ちゅうどくかどうかを調しらべます。また、あなたの肝臓かんぞうがどれくらい働はたらいているかを調しらべる検査けんさをすることもあります。

医師いしはアセトアミノフェン中毒ちゅうどくをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしは次つぎのことをします。

  • アセトアミノフェンを飲のんだのが数時間すうじかん以内いないなら、活性炭かっせいたんを与あたえてアセトアミノフェンが血液けつえきの中なかに入はいらないようにする

  • 肝臓かんぞうを守まもるために、解毒剤げどくざい(アセトアミノフェンに対抗たいこうする薬くすり)を与あたえる

肝臓かんぞうが傷きずついている場合ばあいは、肝不全かんふぜんの治療ちりょうや、さらには肝臓移植かんぞういしょくが必要ひつようになることもあります。

アセトアミノフェン中毒ちゅうどくはどうすれば予防よぼうできますか?

  • 推奨すいしょうされている量りょうだけを飲のむようにしてください。

  • 薬くすりのラベルをよく読よんでください。

  • すでにアセトアミノフェンを使つかった場合ばあいは、アセトアミノフェンの入はいっている薬くすりを使つかわないでください。

  • 肝臓かんぞうに異常いじょうがあるか、お酒さけを飲のむ場合ばあいは、痛いたみや発熱はつねつに対たいしてどのような薬くすりを使つかえばいいか医師いしに聞きいてください。

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