有棘細胞ゆうきょくさいぼうがん

完全なレビュー: 2025年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 10月
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有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんとはどのような病気びょうきですか?

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんは皮膚ひふがんの一種いっしゅです。このがんは、皮膚ひふの外側そとがわの層そう(表皮ひょうひ)から発生はっせいします。

  • 有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんは、2番目ばんめに多おおい(基底細胞きていさいぼうがんの次つぎに多おおい)皮膚ひふがんです

  • ふつうは日光にっこうにさらされている皮膚ひふから発生はっせいしますが、皮膚ひふのどこにでも、また口くちの中なかにもできる可能性かのうせいがあります。

  • 皮膚ひふの色いろがうすい人ひとは、皮膚ひふの色いろが濃こい人ひとよりも、このがんができる可能性かのうせいが高たかいです。

  • ふつう、有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんはほかの部分ぶぶんに広ひろがらず、医師いしはがんを取とり除のぞくことで、しっかり治療ちりょうすることができます。

  • ときに、がんが体からだのほかの部分ぶぶんに広ひろがってしまうことがあり、命いのちにかかわることもあります。

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんの原因げんいんは何なんですか?

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんは、たいてい、日光にっこうにさらされることが原因げんいんでできます。傷きずついていたり、けががあったりする皮膚ひふでは、有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんができやすくなります。

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

まず、皮膚ひふに次つぎのようなできものが現あらわれます。

  • 厚あつく、赤あかく、表面ひょうめんがうろこのようにカサカサしている

  • 形かたちが不規則ふきそく

  • かさぶたがある

このできものは、ひとりでに治なおったり、なくなったりしません。

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんの例れい
有棘細胞ゆうきょくさいぼうがん

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんの外観がいかんは様々さまざまです。この写真しゃしんには、表面ひょうめんに鱗屑りんせつ(うろこ状じょうのくず)とかさぶたができた、盛もり上あがったがんが写うつっています。

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんの外観がいかんは様々さまざまです。この写真しゃしんには、表面ひょうめんに鱗屑りんせつ(うろこ状じょうのくず)とかさぶたができた、盛もり上あがったがんが写うつっています。

Image provided by Thomas Habif, MD.

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがん(腕うで)

この写真しゃしんでは、腕うでに赤あかく不規則ふきそくな領域りょういきがみられますが、生検せいけんの結果けっか、有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんと診断しんだんされました。

この写真しゃしんでは、腕うでに赤あかく不規則ふきそくな領域りょういきがみられますが、生検せいけんの結果けっか、有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんと診断しんだんされました。

© Springer Science+Business Media

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがん(耳みみたぶ)

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんの外観がいかんは様々さまざまです。この写真しゃしんでは、うろこ状じょうでかさぶたを伴ともなう領域りょういきがみられ、周囲しゅういの皮膚ひふよりも色いろが濃こくなっています。生検せいけんの結果けっか、これは有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんと診断しんだんされました。

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんの外観がいかんは様々さまざまです。この写真しゃしんでは、うろこ状じょうでかさぶたを伴ともなう領域りょういきがみられ、周囲しゅういの皮膚ひふよりも色いろが濃こくなっています。生検せいけんの結果けっか、これは有棘

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DR P.MARAZZI/SCIENCE PHOTO LIBRARY

治療ちりょうをしないと、できものが次つぎのように変かわっていく可能性かのうせいがあります。

  • 盛もり上あがって、かたく、いぼのように見みえる

  • ただれになり、その下したにある組織そしきの中なかに広ひろがっていく

医師いしはどのようにして、私わたしが有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは生検せいけん(皮膚ひふを小ちいさく切きり取とって、顕微鏡けんびきょうで調しらべる検査けんさ)をします。

医師いしは有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんをどのように治療ちりょうしますか?

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんを治療ちりょうするために、医師いしは次つぎのうち少すくなくとも1つをします。

  • 電気でんきが流ながれる針はりでこすって焼やく

  • 手術しゅじゅつで切きり取とる

  • 極度きょくどの低温ていおん(凍結とうけつ手術しゅじゅつ)や放射線ほうしゃせんでがんを殺ころす

  • 化学療法かがくりょうほうの薬くすりをがんにぬる

  • がんが体からだの他ほかの部位ぶいに転移てんいした場合ばあい、放射線療法ほうしゃせんりょうほうを行おこなうか、体からだの免疫系めんえきけいががんと闘たたかうのを助たすける薬剤やくざいを投与とうよすることがあります。

  • 皮膚ひふに化学物質かがくぶっしつをぬり、レーザーを使用しようする

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんはどうすれば予防よぼうできますか?

有棘細胞ゆうきょくさいぼうがんを予防よぼうする最もっともよい方法ほうほうは、日光にっこうを浴あびる量りょうを少すくなくすることです。

  • 日ひに当あたらないようにする:外そとでは日ひかげに座すわり、午前ごぜん10時じから午後ごご4時じまでは日光にっこうを避さけるよう気きをつける

  • 日光浴にっこうよくをせず、日焼ひやけマシーンを使つかわない

  • 長ながそでのシャツ、ズボン、つばの広ひろいぼうしなど、日光にっこうから身みを守まもれる服装ふくそうにする

  • 紫外線しがいせん防御ぼうぎょ指数しすう(SPF)が30以上いじょうある日焼ひやけ止どめを使つかう(日焼ひやけ止どめは2時間じかんごとに、また泳およいだ後あとや汗あせをかいた後あとにも、多おおめの量りょうで使つかうことが大切たいせつです)

数週間すうしゅうかんたっても消きえない皮膚ひふのできものに変化へんかがあった場合ばあいは、医師いしの診察しんさつを受うけてください。

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