音の大きさの尺度

音の大きさは対数尺度で表されます。これは、10dB(デシベル)増加すると音の強さは10倍になり、聞こえる大きさは2倍になるということです。同様に、20dBは0dBの100倍の強さで、4倍大きく聞こえ、30dBは0dBの1000倍の強さで、8倍大きく聞こえます。

デシベル(dB)

0

人間が聞き取れる最も小さい音

30

ささやき声、静かな図書館

60

通常の会話、ミシン、タイプライター

90

芝刈り機、工具、トラックの通過音(防音対策なしに耐えられる最大曝露時間は90dBの場合1日8時間*)

100

チェーンソー、エアードリル、スノーモービル(防音対策なしに耐えられる最大曝露時間は1日2時間)

115

サンドブラスト、大音量のロックコンサート、自動車のクラクション(防音対策なしに耐えられる最大曝露時間は1日15分)

140

射撃音、ジェットエンジン(騒音により耳が痛み、防音対策をしていない場合は短時間さらされただけでも耳に損傷が生じ、防音器具を使っていても損傷が生じることがある)

180

ロケットの発射台

*米連邦政府の基準ですが、85dBを超える騒音にさらされるときはごく短時間である場合を除いて、常に防音対策を講じることが推奨されます。