医薬品のラベルの読み方

医薬品のラベルの読み方

米国では市販薬(非処方薬)には、薬の便益とリスクおよび医薬品の正しい使い方を説明するラベルをつける必要があります。ラベルの見出しには「薬の詳細情報(Drug Facts)」と書かれています。一番上から有効成分、効能、使用上の注意、用法・用量、その他の情報、そして不活性成分が記載されています。

有効成分: 有効成分はその医薬品の本質です。配合剤には複数の有効成分が入っています。医薬品の一般名とともに、錠剤またはカプセル1個あたり、あるいは1回分の服用単位中に含まれるその成分の量が記載されています。同じ医薬品のジェネリック医薬品が、複数の異なる商品(ブランド)名で販売されていることもあります。

効能: その医薬品が推奨される症状や病名が記載されています。

使用上の注意: その医薬品を使うべきではない場合、医師や薬剤師に相談すべき場合(またどれくらいの使用期間の後に相談すべきか)、医薬品により期待される反応を変えることのある要因が、通常は以下のセクションに記載されています。

  • 「使用禁止」の項目には、その医薬品を使用すべきでない状況、または医師の指示のもとでのみ使用すべき状況が記載されています。

  • 「以下に該当する人は、使用する前に医師に相談してください」という項目には、医薬品を服用すると問題や危険がある状態について記載されています。この項目は薬と病気の相互作用を表しています。

  • 「以下に該当する人は、使用する前に医師または薬剤師に相談してください」という項目には、医薬品の有効性または安全性を妨げる可能性のある他の医薬品が記載されています。この項目は、薬同士の相互作用を表しています。

  • 「この製品を使用するときは」という項目には、一般的な副作用、医薬品の有効性または安全性を阻害するおそれのある食品(薬と食品の相互作用)、特に注意すべき事項(例えば、服用中は運転をしない)などが記載されています。

  • 「以下に該当する場合は、使用を中止して医師に相談してください」という項目には、その医薬品の使用を直ちに中止する必要があるあらゆる反応が記載されています。

  • 最後の項目には、妊婦や授乳中の女性、小児に対する特別な注意と、過剰摂取した場合の対処法が記載されています。

用法・用量: 医薬品の用量と服用頻度が年齢層別に記載されています。これは、いくつかの要因の中でも、とりわけ体重と年齢が医薬品に対する反応のしかたに影響を及ぼすからです。

その他の情報: 医薬品が劣化しないようにするための保管方法などの特記事項が記載されています。

不活性成分: 有効成分に加えて、医薬品には、薬を扱いやすい大きさに増量したり、味や色を好ましいものにする成分など、医薬品の投与を容易にするために添加された物質が含まれています。有効成分が同じ製品でも、含まれる不活性成分が異なることがあります。不活性成分は通常は無害ですが、なかには少数の人でアレルギー反応を引き起こすものもあり、その場合はその不活性成分を含まない製品を探す必要があります。

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