磁気療法

(パルス電磁療法、磁気療法)

執筆者:Abhinav Singla, MD, Mayo Clinic
Reviewed ByMichael R. Wasserman, MD, California Association of Long Term Care Medicine (CALTCM)
レビュー/改訂 修正済み 2025年 10月
v36859163_ja
プロフェッショナル版を見る

磁気療法(エネルギー療法の1つ)では、静磁場または電磁場が用いられます。施術者は、痛みの軽減または治癒の促進のために、体に磁石を置きます。磁石は電気につなぐ場合もあれば、つながない場合もあります。

磁気療法の医療上の利用

特に磁石は、筋骨格系の病気や痛みの治療に用いられています。磁石は痛みの緩和を目的として、衣服、アクセサリー、マットレスとしても商品化されています。

静磁気療法の効果は、まだ科学的に立証されていません。特に痛みの緩和を目的として行われる静磁気療法は最も普及しているものの1つですが、この点についても科学的にはまだ立証されていません。静磁場に関する適切なデザインの研究では、慢性の痛みや、変形性関節症、関節リウマチには効果がないことが示されています。

パルス電磁波療法は、静磁気療法とは異なり、経頭蓋磁気刺激療法により神経障害性疼痛およびうつ病が緩和できるというエビデンスがあります。

磁気療法の起こりうる副作用

次のような場合には、磁気療法の安全性は明らかでありません。

  • 妊娠している場合(胎児への影響が分かっていません)

  • 体内に埋め込まれたポンプや装置がある人

  • 貼付薬を使用している人

さらなる情報

以下の英語の資料が役に立つかもしれません。こうした情報源の内容について、MSDマニュアルでは責任を負いかねることをご了承ください。

  1. 米国国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health):疼痛に対する磁気療法(Magnets for Pain)

quizzes_lightbulb_red
医学知識をチェックTake a Quiz!
ANDROID iOS
ANDROID iOS
ANDROID iOS