若年性血管線維腫

執筆者:Udayan K. Shah, MD, MBA, Sidney Kimmel Medical College at Thomas Jefferson University
Reviewed ByAlicia R. Pekarsky, MD, State University of New York Upstate Medical University, Upstate Golisano Children's Hospital
レビュー/改訂 修正済み 2025年 3月
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やさしくわかる病気事典

若年性血管線維腫は、まれな良性の(がんではない)腫瘍で、アデノイドがある場所と同じ部位である鼻の奥にできます。

のどの内部の構造

若年性血管線維腫は、青年期の男子に最も多くみられます。この腫瘍には血管が多く分布しています。ゆっくりと大きくなり、脳の周囲や眼窩へと広がっていくことがあります。

若年性血管線維腫の症状

典型的には、この腫瘍は鼻づまりや頭痛を引き起こし、しばしば鼻出血を伴い、鼻出血は非常に重度になる場合もあります。顔がむくんだり、眼球が突出したりすることがあります。腫瘤(こぶ)が鼻から突出したり、鼻が変形したりする場合があります。腫瘍がゆっくりと大きくなる場合は、症状がほとんどないことがあります。

若年性血管線維腫の診断

  • CT検査とMRI検査

  • しばしば血管造影検査

医師は、症状に基づいて若年性血管線維腫を疑います。

通常、診断を確定するために、CT検査MRI検査などの画像検査が行われます。

血管造影(静脈の輪郭を描出するために造影剤を注射してから行う血管のX線検査)という別の画像検査がしばしば行われます。腫瘍の血管を手術の前にふさいで(塞栓術)、出血を減らすことができるようにするための検査です。

若年性血管線維腫の治療

  • 外科的切除およびときに放射線療法

通常は、手術で腫瘍を切除します。

ときに放射線療法も行われ、特に腫瘍の完全な切除が難しかったり不可能だったりする場合や、腫瘍が再発する場合に用いられます。

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