思春期の少年

執筆者:Masaya Jimbo, MD, PhD, Thomas Jefferson University Hospital
Reviewed ByLeonard G. Gomella, MD, Sidney Kimmel Medical College at Thomas Jefferson University
レビュー/改訂 修正済み 2025年 2月
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やさしくわかる病気事典

思春期とは、生殖能力が十分に備わり、成人としての性の特徴が現れてくる段階のことです。男児では、通常10~14歳で思春期を迎えます。ただし、9歳ごろから始まる場合も珍しくありません。その後の思春期の身体的変化は16~18歳まで続くことがあります。

  • 思春期に、精巣でテストステロンがつくられるようになります。

  • テストステロンは、生殖器の成熟、ひげや陰毛の発生、声が低くなるなどの変化を引き起こします。

脳の下部に存在する下垂体が思春期を導きます。思春期になると、下垂体が黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンを分泌し、これらが精巣を刺激してテストステロンがつくられます。黄体形成ホルモンは精巣にテストステロンを作らせます。卵胞刺激ホルモン(およびテストステロン)は精巣に精子を作らせます。テストステロンは、男性としての性的発達である第二次性徴(ひげや声変わりなど、生殖器系の一部ではない特徴を含みます)の発現を担っています。

性的発達は、以下のように決まった順番で起こります。

  • 陰嚢と精巣が大きくなる

  • 陰茎が長くなる(11歳半~13歳頃)

  • 精管と前立腺が大きくなる

  • 陰毛が生える

  • ひげとわき毛が生える(陰毛が生え始めてから約2年後)

  • 射精できるようになる(通常青年期の中期、12歳半~14歳頃)

妊よう性は青年期の後期になるまで獲得されません。青年期早期の男児で乳房の片方または両方が膨らむことがあり(女性化乳房)、これは通常1年以内に消失します。

性的せいてき発達はったつ発達はったつ指標しひょう

思春ししゅんには、性的せいてき発達はったつ一連いちれん順序じゅんじょきていきます。しかし、それらの変化へんかはじまる時期じき変化へんかそくさには個人こじんがあります。女児じょじ場合ばあい思春ししゅんは8さいはんから10さいはじまり、4ねんほどつづきます。このチャートには、性的せいてき発達はったつにおける重要じゅうよう段階だんかい典型的てんけいてき順序じゅんじょ正常範囲せいじょうはんいしめされています。

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