ZAP-70欠損症

執筆者:James Fernandez, MD, PhD, Cleveland Clinic Lerner College of Medicine at Case Western Reserve University
Reviewed ByBrian F. Mandell, MD, PhD, Cleveland Clinic Lerner College of Medicine at Case Western Reserve University
レビュー/改訂 修正済み 2024年 10月
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ZAP-70(ゼータ関連タンパク質70)欠損症は、免疫系の遺伝性疾患であり、T細胞に異常が生じることで、特定の感染に対する防御においてT細胞が活性化しなくなります。

免疫不全疾患の概要も参照のこと。)

T細胞はは白血球であり、外来の細胞や物質を識別して攻撃します。T細胞の欠乏や機能不全により重篤な感染のリスクが高まります。ZAP-70欠損症は原発性免疫不全症の一種です。遺伝形式は常染色体潜性遺伝(劣性遺伝)です。

ZAP-70欠損症によって、乳児または幼児に重症複合免疫不全症(SCID)に類似した感染症が繰り返し起こります。しかし、この欠損症は生後数年まで診断されないことがあります。

B細胞T細胞の数、ならびに免疫グロブリンの量を測定するとともに、B細胞とT細胞がどの程度機能しているか調べるために血液検査を行います。

造血幹細胞移植を受けない限り、この病気は死に至ります。

さらなる情報

以下の英語の資料が役に立つかもしれません。こうした情報源の内容について、MSDマニュアルでは責任を負いかねることをご了承ください。

  1. 免疫不全財団(Immune Deficiency Foundation):原発性免疫不全症の診断、治療などの情報を含む包括的な情報

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