月経痛げっけいつう

完全なレビュー: 2025年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 10月
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月経痛げっけいつうとは何なんですか?

月経痛げっけいつうとは、月経げっけいの数日前すうじつまえ、月経中げっけいちゅう、または月経後げっけいごに生しょうじる下腹部かふくぶの痛いたみです。

  • 締しめつけるような痛いたみや、鋭するどい痛いたみの場合ばあいがあります。

  • 痛いたみが下腹部かふくぶから腰こしや脚あしの裏側うらがわまで広ひろがることがあります。

  • 十分じゅうぶんな睡眠すいみんをとり、運動うんどうし、イブプロフェンなどのNSAID(非ひステロイド系抗炎症薬けいこうえんしょうやく)を飲のむことが、不快感ふかいかんを和やわらげるのに役立やくだつことがあります。

月経痛げっけいつうには次つぎの2種類しゅるいがあります。

  • 原発性げんぱつせいの感染症かんせんしょう

  • 器質性きしつせい

もっともよくみられる種類しゅるいは、機能性きのうせいの月経痛げっけいつうです。このような月経痛げっけいつうは:

  • ふつうは10代だいのときに始はじまります。

  • 多おおくの場合ばあい、月経痛げっけいつうになりやすい体質たいしつが家族かぞくの中なかで受うけつがれます。

  • ふつう、年齢ねんれいが上あがるにつれて、または赤あかちゃんを産うんだ後あとに軽かるくなります。

器質性きしつせいの月経痛げっけいつうは:

  • 別べつの健康上けんこうじょうの問題もんだい(子宮筋腫しきゅうきんしゅなど)が原因げんいんで起おこります。

  • ふつうは大人おとなのときに始はじまります。

月経痛げっけいつうの原因げんいんは何なんですか?

機能性きのうせいの月経痛げっけいつうは、次つぎのことが原因げんいんかもしれません:

  • プロスタグランジンの濃度のうどが高たかい

プロスタグランジンは体からだがつくり出だす化学物質かがくぶっしつです。子宮しきゅうを収縮しゅうしゅくさせたり、神経しんけいの末端部まったんぶを痛いたみに敏感びんかんにさせたりします。

器質性きしつせいの月経痛げっけいつうは、子宮しきゅうに影響えいきょうを与あたえる次つぎのような健康上けんこうじょうの問題もんだいが原因げんいんであることがほとんどです。

月経痛げっけいつうにはどのような症状しょうじょうがありますか?

おもな症状しょうじょうは次つぎのものです。

  • 下腹部かふくぶの締しめつけられるような痛いたみや鋭するどい痛いたみ(痛いたみが起おきたり消きえたりすることもあれば、鈍にぶい痛いたみが続つづくこともある)

また、次つぎの症状しょうじょうがみられることもあります。

  • 頭痛ずつう

  • 吐はき気けや嘔吐おうと

  • 便秘べんぴ

  • 下痢げり(便べんが何度なんども出でたり、ゆるい水みずっぽい便べんが出でたりする)

次つぎのような場合ばあいは、症状しょうじょうが重おもくなる可能性かのうせいが高たかくなります。

  • 月経げっけいが始はじまった年齢ねんれいが低ひくい

  • 月経げっけいが長ながく、出血量しゅっけつりょうが多おおい

  • タバコを吸すう

  • 家族かぞくの中なかに月経痛げっけいつうが重おもい人ひとがいる

月経痛げっけいつうについて、私わたしはどんなときに病院びょういんに行いけばいいですか?

月経痛げっけいつうは不快ふかいですが、危険きけんではありません。しかし、より深刻しんこくな医学的いがくてき問題もんだいによって下腹部かふくぶに痛いたみが生しょうじることがあります。

下腹部かふくぶの痛いたみのほか、次つぎのうち1つでも当あてはまるものがあれば、今日きょう、病院びょういんに行いってください:

  • 急きゅうに始はじまったひどい痛いたみ

  • 常つねに痛いたみがある

  • 腹部ふくぶをさわったり、歩あるいたりするとひどくなる痛いたみ

  • 発熱はつねつまたは悪寒おかん

  • ネバネバした白色しろいろまたは黄色きいろのおりもの

月経痛げっけいつうが普段ふだんふだんよりひどい場合ばあいや、普段ふだんふだんより長ながく続つづく場合ばあいは、数日すうじつ以内いないに病院びょういんに行いってください。上うえのどれにも当あてはまらない場合ばあいは、できるときに医師いしに連絡れんらくしてください。

医師いしはどのようにして、私わたしが月経痛げっけいつうかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは、あなたの症状しょうじょうと検査けんさに基もとづいて月経痛げっけいつうではないかと疑うたがいます。症状しょうじょうの原因げんいんがほかにないことを確認かくにんするために、次つぎのうち1つまたは複数ふくすうの検査けんさをすることがあります。

  • 妊娠にんしん検査けんさ

  • 下腹部かふくぶの超ちょう音波検査おんぱけんさで卵巣らんそう、子宮しきゅう、子宮頸部しきゅうけいぶを調しらべる

  • 医師いしが骨盤内炎症性疾患こつばんないえんしょうせいしっかんがあるかもしれないと考かんがえる場合ばあい、子宮頸部しきゅうけいぶ(子宮しきゅうの下部かぶで、子宮しきゅうと膣ちつをつなぐ部分ぶぶん)から綿棒めんぼうで検体からだを採取さいしゅし、感染かんせんの有無うむを調しらべます。

まれに、医師いしがMRI検査けんさなどの画像検査がぞうけんさを行おこなったり、子宮しきゅうの中なかを見みるための管くだ(子宮鏡しきゅうきょう)を使用しようして子宮内しきゅうないを調しらべたりすることがあります。

医師いしは月経痛げっけいつうをどのように治療ちりょうしますか?

機能性きのうせいの月経痛げっけいつうがある場合ばあい、医師いしは次つぎのような方法ほうほうで痛いたみを和やわらげるよう提案ていあんします。

  • 十分じゅうぶんな睡眠すいみんをとる

  • 運動うんどう

  • 下腹部かふくぶに温熱おんねつパッドをあてる

  • イブプロフェンなどのNSAID(非ひステロイド系抗炎症薬けいこうえんしょうやく)を、月経げっけいが始はじまる1日にちか2日前かまえから、月経げっけいの2日目かめまで飲のむ

それでも痛いたみがなくならない場合ばあい、医師いしは次つぎのことをする場合ばあいがあります。

  • 経口避妊薬けいこうひにんやくを処方しょほうする(卵巣らんそうが卵子らんしを放出ほうしゅつしないようにし、血流けつりゅうを遅おそくし、差さし込こむような痛いたみを軽減けいげんする飲のみ薬ぐすり)

  • 他ほかのホルモン療法りょうほうを行おこなう

  • 代替だいたい療法りょうほう(鍼はり治療ちりょうなど)を提案ていあんする

治療ちりょうをしても痛いたみが非常ひじょうに強つよい場合ばあい、医師いしは次つぎのことを行おこなう場合ばあいがあります。

  • 子宮しきゅうから脳のうに痛いたみの信号しんごうを送おくる神経しんけいを切断せつだんする手術しゅじゅつを行おこなう

器質性きしつせいの月経痛げっけいつうがある場合ばあい、医師いしは痛いたみの原因げんいんになっている健康上けんこうじょうの問題もんだいを治療ちりょうします。

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