月経前症候群げっけいぜんしょうこうぐん(PMS)

完全なレビュー: 2025年 10月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 10月
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月経前症候群げっけいぜんしょうこうぐん(PMS)とは何なんですか?

月経前症候群げっけいぜんしょうこうぐん(PMS)とは、月経げっけいの頃ころにみられる、一連いちれんの身体的しんたいてきな症状しょうじょうや精神的せいしんてきな症状しょうじょうのことです。症状しょうじょうのつらさは人ひとによって違ちがいます。

  • PMSの原因げんいんの1つは、月経周期中げっけいしゅうきちゅうのホルモン濃度のうどの変化へんかであると考かんがえられています。

  • 一部いちぶの女性じょせいでは、日常生活にちじょうせいかつに支障ししょうが生しょうじるような重おもいタイプのPMS(月経前げっけいぜん不快ふかい気分きぶん症しょうといいます)がみられます。

  • 体からだを動うごかすこと、特定とくていの食たべものや飲のみものをとらないようにすること、ときに薬くすりを使用しようすることで、症状しょうじょうを和やわらげることができます。

PMSの原因げんいんは何なんですか?

PMSの原因げんいんの1つは、エストロゲンやプロゲステロンといった体内たいないの特定とくていの女性じょせいホルモンが増ふえたり減へったりすることです。

PMSは、なりやすい体質たいしつが家族かぞくの中なかで受うけ継つがれることがあります。

PMSにはどのような症状しょうじょうがありますか?

症状しょうじょうは早はやくて月経げっけいの5日前にちまえから始はじまり、ふつう月経げっけいが始はじまるとなくなります。閉経へいけい(月経げっけいが止とまること)に近ちかづくにつれて症状しょうじょうが悪化あっかしたり、長ながく続つづいたりすることがあります。

心こころ理り症状しょうじょうには、以下いかが含ふくまれます。

  • 悲かなしみの感情かんじょうや抑よくうつ

  • 神経質しんけいしつ

  • 気分きぶんの変動へんどう(とても幸しあわせな気分きぶんととても悲かなしい気分きぶんの間あいだで揺ゆれ動うごくこと)

  • 短気たんき

  • 人ひとと関かかわりたくない

  • 混乱こんらん

  • 集中しゅうちゅうできない

  • もの忘わすれ

身体しんたいの症状しょうじょうとして、次つぎのものがあります。

  • 乳房にゅうぼうの張はりやさわったときの痛いたみ

  • 下腹部かふくぶの締しめつけるような痛いたみ、重おもい感かんじ、圧迫感あっぱくかん

  • 頭痛ずつう

  • 腹部ふくぶ膨満ぼうまん

  • 体重たいじゅうが増ふえる

  • 便秘べんぴ

  • 寝ねつきが悪わるい、すぐに目めが覚さめる

  • にきび

  • 吐はき気けや嘔吐おうと

  • 疲つかれ、元気げんきがなくなる

  • 背中せなかの痛いたみ、関節かんせつや筋肉きんにくの痛いたみ

以下いかの疾患しっかんはPMSではありません。次つぎの病気びょうきはPMSではありません。しかし、このうちどれか1つあれば、その病気びょうきの症状しょうじょうはPMSのときに悪化あっかすることがあります。

日常生活にちじょうせいかつに支障ししょうが出でるほどPMSがひどい場合ばあい、月経前げっけいぜん不快ふかい気分きぶん症しょうという重おもいタイプのPMSかもしれません。

医師いしはどのようにして、私わたしがPMSかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは、症状しょうじょうと症状しょうじょうが起おこる時期じきに基もとづいて、あなたがPMSかどうかを判断はんだんします。

医師いしはPMSをどのように治療ちりょうしますか?

PMSの症状しょうじょうを和やわらげるのに次つぎのことが役立やくだつかもしれません:

  • 毎晩まいばん少すくなくとも7時間じかんは睡眠すいみんをとる

  • 定期的ていきてきに体からだを動うごかす

  • 瞑想めいそうやリラクゼーションによってストレスを減へらす

  • タンパク質しつとカルシウム(例たとえば、魚さかなや牛乳ぎゅうにゅうなど)をもっとたくさんとる

  • 塩分えんぶん、砂糖さとう、カフェイン(例たとえば、ポテトチップス、クッキー、コーヒーなど)をあまりとらないようにする

医師いしは次つぎのものを飲のむよう指示しじすることがあります。

  • ビタミン剤ざいやサプリメント(ビタミンD、カルシウム、マグネシウムなど)

  • 利尿薬りにょうやく(尿にょうがもっと出でるようにする薬くすりで、お腹なかのふくれを和やわらげるのに役立やくだつことがあります)

  • イブプロフェンなどの非ひステロイド系抗炎症薬けいこうえんしょうやく(NSAID)(頭痛ずつう、月経痛げっけいつう、関節かんせつや筋肉きんにくの痛いたみに対たいして役立やくだちます)

  • 経口避妊薬けいこうひにんやく(ピル)

PMSの症状しょうじょうが重おもい場合ばあいや、月経前げっけいぜん不快ふかい気分きぶん症しょうがある場合ばあい、医師いしは次つぎのような薬くすりを使用しようするよう指示しじすることがあります。

  • 抗こううつ薬やく(気分きぶんを和やわらげる薬くすり)

  • GnRHアゴニストというホルモン(卵巣らんそうでつくられる女性じょせいホルモンの量りょうを少すくなくします)

抑よくうつの症状しょうじょうがある場合ばあい、あなたが検査けんさと治療ちりょうを受うけられるように、医師いしはあなたを精神医療せいしんいりょうの従事者じゅうじしゃに紹介しょうかいすることがあります。

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