感染性結膜炎かんせんせいけつまくえん

(はやり目め)

完全なレビュー: 2024年 4月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2024年 4月
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結膜けつまくは、まぶたの内側うちがわと白目しろめを覆おおっている透明とうめいな薄うすい組織そしきです。結膜炎けつまくえんは、結膜けつまくの炎症えんしょう(腫はれや刺激しげき感かん)です。

感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんとはどのような病気びょうきですか?

感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんは、さまざまな細菌さいきんやウイルスの感染かんせんによって起おこります。ピンクアイと呼よばれることが多おおいのは、目めがピンクや赤あかくなるからです。

  • 感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんは、片方かたほうの目めからもう片方かたほうの目めへと、また人ひとから人ひとへと、簡単かんたんにうつります。

  • ふつう、原因げんいんはウイルスです。

  • ウイルス性結膜炎せいけつまくえん(原因げんいんがウイルスのもの)は1~2週間しゅうかん続つづき、自然しぜんに治なおります。

  • 細菌性結膜炎さいきんせいけつまくえんの場合ばあい、医師いしは抗菌薬こうきんやくの目薬めぐすりを出だします。

  • 結膜炎けつまくえんがほかの人ひとにうつらないように、こまめに手てを洗あらい、ほかの人ひとと同おなじタオルや手てぬぐい、寝具類しんぐるいを使つかわないようにしてください。

母親ははおやがクラミジアや淋病りんびょうにかかっていると、新生児しんせいじに感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんが起おこることがあります。この感染症かんせんしょうは出生時しゅっせいじに母親ははおやから赤あかちゃんに感染かんせんします。乳児にゅうじは治療ちりょうを受うけなければ失明しつめいする可能性かのうせいがあり、すぐに医師いしの診察しんさつを受うける必要ひつようがあります。

感染症かんせんしょう以外いがいにも結膜炎けつまくえんを引ひき起おこすことがあります。たとえば、汚よごれ、コンタクトレンズ、化粧けしょうが結膜けつまくを刺激しげきして炎症えんしょうを起おこすことがあります。アレルギーはときにアレルギー性結膜炎せいけつまくえんを引ひき起おこす。

感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

症状しょうじょうは通常つうじょう、片目かためから始はじまり、もう片方かたほうの眼めに広ひろがります。風邪かぜをひいている間あいだに感染かんせんが起おこることがあります。

次つぎのような症状しょうじょうがよくあります。

  • 目めがピンク色いろまたは赤色あかいろになる

  • 目めがヒリヒリする

  • 涙目なみだめ

目めから出でる液体えきたいが、膿うみのように白はくまたは黄色きいろになることがあります。水みずっぽくはなく、濃こいこともあります。目めが閉とじて固かたまった状態じょうたいで目めが覚さめるかもしれません。目めをぬるま湯ゆで洗あらうと、目めが開あきやすくなります。

次つぎのことに気きづくこともあるかもしれません:

  • 光ひかりが苦くになる

  • 目めの液体えきたいが多おおすぎるために目めがかすむ

細菌さいきんが原因げんいんの場合ばあい、次つぎのことがよく起おこります。

  • 目めから出でてくるものが、ドロドロ、ネバネバしていて、白色しろいろか黄色きいろをしている(うみ)

  • 朝あさに目めが覚さめたときに、目めが閉とじたままくっついている

クラミジアまたは淋菌感染症りんきんかんせんしょうの赤あかちゃんの目めでは、次つぎのことがみられます。

  • 目めからうみが出でる

  • まぶたが腫はれる

医師いしはどのようにして、私わたしが感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは、あなたの症状しょうじょうと診察しんさつの結果けっかから判断はんだんします。医師いしがあなたの目めの異常いじょうの原因げんいんをクラミジアや淋菌感染症りんきんかんせんしょうなどの病気びょうきだと考かんがえた場合ばあい、医師いしは目めからサンプルを取とって検査けんさをします。

医師いしは感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんをどのように治療ちりょうしますか?

ウイルスが原因げんいんの場合ばあい:

  • 症状しょうじょうは1~2週間しゅうかんで自然しぜんに治なおります。

  • 目めがヒリヒリするのをやわらげるには、温あたたかい手てぬぐいか冷つめたい手てぬぐいを目めにあててください。

  • 目めがかすんだり、光ひかりをまぶしく感かんじたりする場合ばあい、医師いしはコルチコステロイドの目薬めぐすりを出だすことがあります。

医師いしが感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんの原因げんいんを細菌さいきんだと考かんがえた場合ばあい、医師いしは抗菌薬こうきんやくの目薬めぐすりまたは軟膏なんこうを出だします。

赤あかちゃんの場合ばあい、医師いしは次つぎのことをします。

  • 赤あかちゃんに淋菌感染症りんきんかんせんしょうやクラミジアによる結膜炎けつまくえんがある場合ばあい、医師いしは抗菌薬こうきんやくを注射ちゅうしゃします。

  • 医師いしは赤あかちゃんの親おやも治療ちりょうします。

結膜炎けつまくえんを予防よぼうするため、医師いしは赤あかちゃんが生うまれたすぐ後あとに目薬めぐすりや軟膏なんこうを使つかいます。

感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんをうつさないようにするにはどうすればよいですか?

感染性結膜炎かんせんせいけつまくえんをうつさないようにするために次つぎの対策たいさくをしてください:

  • こまめに石せっけんと水みずで手てを洗あらうか手ての消毒液しょうどくえきを使つかう(特とくに目めを洗あらった後あとや目薬めぐすりをさした後あと)

  • 目めをさわらない

  • ほかの人ひとと同おなじタオルや手てぬぐい、寝具類しんぐるいを使つかわない

  • 数日間すうじつかんは、学校がっこうや職場しょくばへは行いかない

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