乾癬かんせん(かんせん)

完全なレビュー: 2025年 3月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 3月
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乾癬かんせんとはどのような病気びょうきですか?

乾癬かんせんは慢性まんせいの(長期間ちょうきかん続つづく)皮膚病ひふびょうで、皮膚ひふに盛もり上あがった赤あかい斑はんが生しょうじます。皮膚ひふの色いろが濃こい場合ばあいは紫色むらさきいろ、褐色かっしょく、または灰色はいいろになり、皮膚ひふの色いろが薄うすい場合ばあいは赤色あかいろになります。盛もり上あがった斑はんには、うろこのような銀色ぎんいろのかさつきがある場合ばあいがあります。

  • 乾癬かんせんはよくある病気びょうきで、なりやすい体質たいしつが家族かぞくの中なかで受うけつがれる可能性かのうせいがあります。

  • 皮膚ひふの色いろが薄うすい人ひとは、色いろが濃こい人ひとよりも多おおくの頻度ひんどで乾癬かんせんがみられます。

  • 乾癬かんせんはふつう、16~22才さいか57~60才さいの年齢ねんれいで始はじまります。

  • 斑はんは大おおきいこともあれば、小ちいさいこともあり、体からだのどこにでも現あらわれますが、特とくに肘ひじ、膝ひざ、頭皮とうひによく現あらわれます。

  • 乾癬かんせんを完全かんぜんに治なおすことはできませんが、斑はんが消きえてから再ふたたび現あらわれるまで、長ながい間あいだもたせることができます。

  • 医師いしは、光線療法こうせんりょうほう(皮膚ひふに紫外線しがいせんをあてる治療法ちりょうほう)と薬くすりで乾癬かんせんを治療ちりょうします。

乾癬かんせんの原因げんいんは何なんですか?

乾癬かんせんの原因げんいんは、医師いしたちにもよく分わかっていません。それは免疫系めんえきけい(病気びょうきや感染かんせんから体からだを守まもっている細胞さいぼう、組織そしき、臓器ぞうきぞうき)の異常いじょうかもしれません。乾癬かんせんは、なりやすい体質たいしつが家族かぞくの中なかで受うけつがれる傾向けいこうがあります。これは、もしあなたが乾癬かんせんにかかっている場合ばあい、あなたの親族しんぞくにも乾癬かんせんの人ひとがいるかもしれないということです。

急性増悪きゅうせいぞうあく

乾癬かんせんは、起おこっては治おさまるをくり返かえす傾向けいこうがありますが、一部いちぶの斑はんがずっと消きえないこともあります。フレアとは、再ふたたび起おこった場合ばあいや、悪わるくなった場合ばあいのことです。フレアは次つぎのことがきっかけで起おきます。

  • 皮膚ひふの損傷そんしょう

  • 日焼ひやけ

  • かぜやレンサ球菌きゅうきん咽頭炎いんとうえんなどの感染症かんせんしょう

  • 冬ふゆの天気てんき

  • 飲酒いんしゅ

  • 強つよいストレス

  • 一部いちぶの薬くすり

フレアは、太ふとりすぎの人ひと、タバコを吸すっている人ひと、HIV感染症かんせんしょうの人ひとで、より多おおくみられます。

乾癬かんせんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

  • 頭皮とうひ、肘ひじ、膝ひざ、腰こし、おしりの皮膚ひふに、うろこのような銀色ぎんいろのかさつきがある、盛もり上あがった斑はんが1つまたは複数ふくすうできる

  • 皮膚ひふの斑はんは、まゆ毛げの部分ぶぶん、わきの下した、おなか、肛門こうもんの周まわり、おしりに現あらわれることもある

  • ときに、爪つめの形かたちが異常いじょうになり、厚あつくなり、へこむこともある

皮膚ひふの斑はんは次つぎのようになります。

  • 数すうカ月後げつごにきれいになくなる

  • 変かわらない

  • より大おおきくなる

  • 体からだのほかの部分ぶぶんに現あらわれる

  • なくなって、何年なんねんも再発さいはつしない

斑はんには、かゆみや痛いたみが出でることがあります。見みた目めが気きになるかもしれません。

乾癬かんせんになった人ひとの一部いちぶでは、痛いたみのある関節かんせつの腫はれや膿うみで満みたされた水みずぶくれなど、ほかにも症状しょうじょうがみられます。

医師いしはどのようにして、私わたしが乾癬かんせんかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしはふつう、皮膚ひふの斑はんの見みえ方かたから、乾癬かんせんがあると判断はんだんできます。自信じしんがない場合ばあいは、医師いしは、皮膚ひふを小ちいさく取とって顕微鏡けんびきょうで調しらべる検査けんさ(生検せいけん)をします。

医師いしは乾癬かんせんをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしは次つぎのうち1つまたは複数ふくすうの治療ちりょうをします。

  • 皮膚ひふに塗ぬる薬くすり

  • 光線療法こうせんりょうほう(紫外線しがいせんを皮膚ひふに当あてる治療法ちりょうほう)

  • 薬くすりを飲のむか注射ちゅうしゃする:副作用ふくさようがあるために、重おもい乾癬かんせんの治療ちりょうにしか使用しようされない薬くすりもあります。

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