カンジダ症とはどのような病気ですか?
カンジダ症は、カンジダという真菌が引き起こす感染症です。
カンジダ症は以下の部分に発生することがあります。
体の表面(この場合、深刻になることは、滅多にありません)
体内のあちこちに広がる(侵襲性カンジダ症といい、これは命にかかわります)
体の表面にあるカンジダ症は、誰にでも起こりえます。通常は、以下のような温かく湿った部位に発生します。
口
脇の下
股
足の指の間や乳房の下の皮膚
侵襲性カンジダ症は通常、免疫機能が低下している人や、重篤な病気で入院している人に発生します。血流に乗って、以下のような多くの臓器に影響を及ぼす可能性があります。
心臓弁
脳
眼
腎臓
脾臓
どちらの種類のカンジダ症に対しても、医師は抗真菌薬を使います。
カンジダ症の原因は何ですか?
カンジダ症にはどのような症状がありますか?
現れる症状は、カンジダ症の種類によって変わります。
口腔のカンジダ症(鵞口瘡)では、入れ歯の下(上の写真)や舌の上(下の写真)に痛みのある白い斑点ができます。
口腔のカンジダ症(鵞口瘡)では、入れ歯の下(上の写真)や舌の上(下の写真)に痛みのある白い斑点ができます。
Images courtesy of Jonathan Ship, MD.
口腔カンジダ症では、唇の内側に痛みのある白い斑点ができることがあります。
口腔カンジダ症では、唇の内側に痛みのある白い斑点ができることがあります。
© Springer Science+Business Media
口腔のカンジダ症では、舌に痛みのある白い斑点ができることがあります。
口腔のカンジダ症では、舌に痛みのある白い斑点ができることがあります。
© Springer Science+Business Media
この写真は、内視鏡と呼ばれる観察用の柔軟な管状の機器を用いて、食道壁の検査中に撮影されました。
写真には、カンジダ真菌を原因とする、特徴的な「カッテージチーズ」状の白っぽい斑点や黄色がかった斑点がいくつか写っています。
この写真は、内視鏡と呼ばれる観察用の柔軟な管状の機器を用いて、食道壁の検査中に撮影されました。
写真には、カンジダ真菌を原因
Image provided by Kristle Lynch, MD.
皮膚のカンジダ症では、赤くかゆみのある発疹が現れ、うろこ状に見えることがあります。おむつ皮膚炎(おむつかぶれ)の中にはカンジダ(Candida)によるものがあります。
口腔のカンジダ症には、以下のような症状があります。
口の中にできるクリーム状の白い斑
口の端のひび割れ
腟のカンジダ症では、以下の症状が出ることがあります。
粘りがある白または黄色の、チーズのようなおりものが出る
腟の内側や外側に白い斑ができる
腟の内側や外側に、かゆみのあるヒリヒリする赤い部分ができる
全身性カンジダ症では、体のどの部分に感染が起きているかによって、症状が変わります。現れている症状のうち、カンジダ症が原因のものと、他にあるかもしれない別の医学的な問題が原因のものを見分けるのは、医師にも難しいことがあります。
医師はどのようにして、カンジダ症かどうかを判断しますか?
医師は通常、体の外側をよく見ることで、カンジダ症を判断できます。皮膚のサンプルをこすり取り、顕微鏡で観察して調べることもあります。
侵襲性カンジダ症の場合は、医師は通常、血液や組織を検査して、真菌がいないか調べます。
医師はカンジダ症をどのように治療しますか?
医師はカンジダ症を抗真菌薬で治療します。この種類の薬は、かかっている感染症の種類に応じてクリーム剤、飲み薬、または静脈からの注射のどれかが投与されます。



