特発性とくはつせい血小板けっしょうばん減少げんしょう性せい紫斑しはん病びょう(ITP)

完全なレビュー: 2025年 7月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 7月
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免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょう(ITP)とはどのような病気びょうきですか?

血小板けっしょうばんは、血液けつえきの流ながれに乗のって全身ぜんしんをめぐっている小ちいさな細胞さいぼうで、血液けつえきが固かたまるのを助たすけます。血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうとは、血液けつえきの中なかで血小板けっしょうばんが減へりすぎた状態じょうたいのことです。

免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうは、 免疫めんえきの働はたらきによって血小板けっしょうばんが壊こわされるせいで、血小板けっしょうばんの数かずが減へりすぎることで起おこる病気びょうきです。

  • 血小板けっしょうばんが少すくなくなりすぎると、出血しゅっけつが起おきやすくなります。

  • 皮膚ひふに小ちいさな赤色あかいろまたは紫色むらさきいろの斑点はんてんができたり、鼻血はなぢが出ででたり、歯はぐきから血ちが出ででたりすることがあります。

  • 医師いしは血液検査けつえきけんさで免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうを診断しんだんします。

  • 子こどもの場合ばあい、免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうは普通ふつう、自然しぜんになくなります。

  • 免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうの成人せいじんは、免疫系めんえきけいを遅おそくするために、ステロイド(グルココルチコイドまたはコルチコステロイドとも呼よばれる)または他ほかの薬くすりを投与とうよされます。

  • あなたが大人おとなで、薬くすりで効果こうかがない場合ばあいは、医師いしが脾臓ひぞうを取とり出だす手術しゅじゅつをすることがあります。

免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうの原因げんいんは何なんですか?

免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうは、免疫系めんえきけいが血小板けっしょうばんを攻撃こうげきして破壊はかいする抗体こうたいを作つくると起おこります。抗体こうたいができる原因げんいんは不明ふめいですが、小児しょうにでは、しばしばウイルス感染かんせん後あとに発生はっせいします。

免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうにはどのような症状しょうじょうがありますか?

免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうの症状しょうじょうは、急きゅうに現あらわれることもあれば、ゆっくり現あらわれることもあります。次つぎの症状しょうじょうが現あらわれることがあります。

  • 皮膚ひふや口くちの中なかにできる小ちいさな赤色あかいろまたは紫色むらさきいろの斑点はんてん

  • とても軽かるいけがであざができる

  • 歯はぐきからの出血しゅっけつ

  • 重おもい月経げっけい

血小板けっしょうばんの減少げんしょうが進すすむと、こうした出血しゅっけつ傾向けいこうが悪化あっかします。血小板けっしょうばんの数かずが非常ひじょうに少すくなくなると、消化管しょうかかんから多おお量りょうの血液けつえきが失うしなわれたり、外傷がいしょうがなくても生命せいめいを脅おびやかす脳内出血のうないしゅっけつを起おこしたりします。

医師いしはどのようにして、私わたしが免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは次つぎのことをします。

  • 血液けつえきのサンプルに含ふくまれる血小板けっしょうばんの数かずを数かぞえる血液検査けつえきけんさ

  • 血小板けっしょうばんが減少げんしょうするほかの原因げんいんがないか調しらべるための検査けんさ

まれに、体からだの中なかで血小板けっしょうばんがどれくらいつくられているかを調しらべるために、医師いしが骨髄こつずいを少すこしだけ取とって調しらべることもあります(骨髄生検こつずいせいけん)。

医師いしは免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしは次つぎの方法ほうほうで免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうを治療ちりょうします。

  • ステロイド(グルココルチコイドまたはコルチコステロイドとも呼よばれる)

  • 体内たいないで血小板けっしょうばんが増ふえるのを助たすける薬くすり

  • 免疫めんえきの働はたらきを抑おさえる薬くすり

  • まれに、脾臓ひぞうを取とり出だす手術しゅじゅつ(脾臓摘出術ひぞうてきしゅつじゅつ)

生命せいめいを脅おびやかす出血しゅっけつがある場合ばあいは、血小板輸血けっしょうばんゆけつが行おこなわれることがあります。血小板輸血けっしょうばんゆけつは、血液中けつえきちゅうの抗体こうたいが輸血ゆけつされた血小板けっしょうばんも攻撃こうげきするため、通常つうじょううまく機能きのうしません。

脾臓ひぞうを取とり除のぞくと、血液中けつえきちゅうの血小板けっしょうばんの循環じゅんかんを維持いじしやすくなります。

大人おとなでは、免疫性めんえきせい血小板減少症けっしょうばんげんしょうしょうは普通ふつう長ながく続つづきますが、子こどもでは自然しぜんによくなることが多おおいです。

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