手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐん

完全なレビュー: 2025年 6月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2025年 7月
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手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんとはどのような病気びょうきですか?

手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんでは、指ゆびや手てに痛いたみ、しびれ、ピリピリする感かんじがします。このような感かんじは、手首てくびの神経しんけいに圧力あつりょくがかかることによって起おこります。

  • 手根管しゅこんかんとは、手首てくびの手てのひら側がわにある空間くうかん(通とおり道みち)のことです。

  • 手根管しゅこんかんには正中神経せいちゅうしんけいが通とおっています。

  • この神経しんけいに圧力あつりょくがかかると、手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんになる可能性かのうせいがあります。

  • 治療ちりょうでは普通ふつう、痛いたみ止どめの飲のみ薬ぐすり、副子ふくし、ステロイド(グルココルチコイドまたはコルチコステロイドともいう)という薬くすりの患部かんぶへの注射ちゅうしゃを使つかいますが、場合ばあいによっては手術しゅじゅつをします。

手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんの原因げんいんは何なんですか?

手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんは、手首てくびの正中神経せいちゅうしんけいが、手根管しゅこんかんの中なかで腫はれや帯状おびじょうの堅い組織そしきによって押おしつぶされると起おこります。普通ふつう、原因げんいんは分わかっていません。しかし、次つぎのような動うごきを繰くり返かえし行おこなうと手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんになることがあります。

  • ハンマーを使つかうときなどのように、繰くり返かえし強つよい力ちからで手首てくびを上向うわむきに曲まげすぎてしまう作業さぎょう

  • 正ただしくない姿勢しせいでキーボードを使つかう

  • 振動しんどうする物もの(たとえば、電気でんきで動うごく工具こうぐなど)を長ながい時間じかん使つかうこと

あなたが糖尿病とうにょうびょうや関節かんせつリウマチなどの一部いちぶの病気びょうきにかかっていると、手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんになる可能性かのうせいが高たかくなります。

手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんにはどのような症状しょうじょうがありますか?

次つぎの症状しょうじょうは、片手かたてのみに起おこることもあれば両手りょうてに起おこることもあります。

  • 親指おやゆび、人差ひとさし指ゆび、中指なかゆびや、薬指くすりゆびの一部いちぶに、しびれ、焼やけるような感かんじ、ピリピリする感かんじや、痛いたみが起おこる

  • しびれやピリピリする感かんじとともに、焼やけるような痛いたみやうずくような痛いたみが起おこり、夜よるに目めが覚さめることがよくある

  • 手てに力ちからが入はいらないため、物ものを持もつのが難むずかしい

  • 時間じかんがたつにつれて、親指おやゆびの筋肉きんにくが弱よわくなり、縮ちぢむことがあります。

医師いしはどのようにして、手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんかどうかを判断はんだんしますか?

  • 医師いしは、あなたの症状しょうじょうを確認かくにんし、手てと手首てくびの診察しんさつをします。

  • 医師いしは、手首てくびから小ちいさな電気でんきショックを送おくり、神経しんけいから神経しんけいに信号しんごうが送おくられる速そくさと強つよさを測はかる検査けんさ(神経伝導検査しんけいでんどうけんさ)をすることがあります。

医師いしは手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんをどのように治療ちりょうしますか?

次つぎのような治療法ちりょうほうがあります。

  • 手首てくびを曲まげすぎたり、手首てくびに圧力あつりょくがかかったりするような姿勢しせい(正ただしくない姿勢しせいでキーボードを使つかうことなど)を避さける

  • 手首てくびをまっすぐに保たもつための手首てくび用ようの副子ふくしをあてる(特とくに、眠ねむっている間あいだや、キーボードや手てで持もつ道具どうぐを使つかうとき)

  • イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの強つよくない痛いたみ止どめを飲のむ

  • もし痛いたみがひどい場合ばあいは、ステロイドという薬くすりを手首てくび(手根管しゅこんかん)に注射ちゅうしゃしてもらう

  • もし痛いたみがひどい場合ばあいや筋肉きんにくが縮ちぢんだり弱よわくなったりする場合ばあいは、手術しゅじゅつを受うける

手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんはどうすれば予防よぼうできますか?

手首てくびを曲まげすぎたり、神経しんけいに普通ふつうよりも圧力あつりょくがかかったりするような姿勢しせいを避さけましょう。

正ただしい姿勢しせいでキーボードを使つかいましょう:

  • 手て、手首てくび、前腕ぜんわんをまっすぐに保たもちましょう。

  • 必要ひつようであれば、手首てくびを支ささえるためにリストパッドを使つかいましょう。

適切てきせつなキーボードの配置はいち

コンピュータを使用しようするときにキーボードの位置いちが不適切ふてきせつだと、手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐんになるか、その一いち因いんになることがあります。けがを予防よぼうするには、手首てくびを中間ちゅうかん位に保たもつべきです。つまり、手てと前腕ぜんわんをつなぐ線せんをまっすぐにします。手ての位置いちは前腕ぜんわんよりもわずかに低ひくくすることができます。手てを前腕ぜんわんよりも高たかくせず、手首てくびを上うえに曲まげないでください。キーボードは比較的ひかくてき低ひくい位置いちに置おくべきで、手ての位置いちを肘ひじよりもわずかに低ひくく保たもちます。手首てくびを支ささえるためにリストパッドを使つかうこともできます。

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