ホイップル病びょう

完全なレビュー: 2024年 6月 執筆者:The Manual's Editorial Staff
最終更新日: 2024年 6月
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小腸しょうちょうは、食たべたものが吸収きゅうしゅうされるところです。

吸収不良きゅうしゅうふりょうは、食たべものに含ふくまれる栄養素えいようその吸収きゅうしゅうに問題もんだいが起おきている状態じょうたいです。栄養素えいようそとは、体からだにとって栄養えいようになる物質ぶっしつのことです。栄養素えいようその種類しゅるいとしては、タンパク質しつ、炭水化物たんすいかぶつ、脂肪しぼう、ビタミン、ミネラルなどがあります。

ホイップル病びょうとはどのような病気びょうきですか?

ホイップル病びょうは、小腸しょうちょうの表面ひょうめんが傷きずついてしまう、めずらしい感染症かんせんしょうです。食たべものの分解ぶんかい(消化しょうか)や栄養素えいようその吸収きゅうしゅうに問題もんだいが起おきます。

ホイップル病びょうは、心臓しんぞう、肺はい、脳のう、関節かんせつ、目めなど、ほかの臓器ぞうきにも影響えいきょうを与あたえることがあります。

  • 症状しょうじょうとしては、下痢げり、関節かんせつの腫はれと痛いたみ、体重たいじゅうが減へる、腹部ふくぶの痛いたみなどがあります

  • この感染症かんせんしょうは抗菌薬こうきんやくで治療ちりょうできますが、再発さいはつすることがあります

  • 治療ちりょうをしないと、ホイップル病びょうは命いのちにかかわることがあります

ホイップル病びょうにはどのような症状しょうじょうがありますか?

ホイップル病びょうのおもな症状しょうじょうは次つぎのものです。

  • 関節かんせつの腫はれと痛いたみ

  • 下痢げり(便べんが何度なんども出でたり、ゆるい便べんや水みずっぽい便べんが出でたりする)

  • おなかの痛いたみ

  • 体重減少たいじゅうげんしょう

ほかにも次つぎのような症状しょうじょうがあります。

  • 発熱はつねつ

  • おなかが空すかない

  • 貧血ひんけつ(赤血球せっけっきゅうが少すくなくなること)になり、そのせいで力ちからが出でなくなったり、疲つかれを感かんじたりする

  • せき

  • リンパ節せつが腫はれる

  • 感染かんせんが脳のうに広ひろがると、混乱こんらんまたは記憶障害きおくしょうがい

医師いしはどのようにして、私わたしがホイップル病びょうかどうかを判断はんだんしますか?

医師いしは、生検せいけんをして小腸しょうちょうから取とった組織そしきの中なかから、この病気びょうきを引ひき起おこす細菌さいきんを見みつけることによって、ホイップル病びょうと診断しんだんします。生検せいけんでは、内視鏡ないしきょう(体からだの中なかを見みるためのやわらかい管くだ)の先さきに付つけた器具きぐを使つかって、医師いしが組織そしきを小ちいさく切きり取とり、その組織そしきを顕微鏡けんびきょうで見みて調しらべます。

医師いしはホイップル病びょうをどのように治療ちりょうしますか?

医師いしは、抗菌薬こうきんやくを少すくなくとも1年間ねんかん使つかうことで、ホイップル病びょうを治療ちりょうします。この病気びょうきは、治療ちりょうが終おわった後あとに再発さいはつすることがあります。

治療ちりょうをしないと、ホイップル病びょうは悪化あっかして、命いのちにかかわることがあります。

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