Msd マニュアル

Please confirm that you are not located inside the Russian Federation

honeypot link
子宮内膜症の治療によく使用される薬剤

子宮内膜症の治療によく使用される薬剤

薬剤

主な副作用

備考

混合型経口避妊薬(エストロゲン + プロゲスチン)

エチニルエストラジオール + プロゲスチン

腹部膨満、乳房の圧痛、食欲増進、足首のむくみ、吐き気、月経期以外の出血(破綻出血)、深部静脈血栓症

心臓発作、脳卒中、および末梢血管疾患のリスクが上昇する可能性あり

経口避妊薬は、妊娠を遅らせたい女性でも有用となりうる。1カ月に3週間ずつ服用する方法(周期使用)と、通常は4~6カ月間毎日服用し、4日間休薬してから再開する方法(連続使用)がある。

プロゲスチン

レボノルゲストレル(プロゲスチンの一種)を放出する子宮内避妊器具(IUD)

不正出血、月経の停止(IUDの挿入後しばらくして)、および体重増加

これらのIUDはレボノルゲストレルを5年間にわたり放出し続ける。挿入と抜去は医師が行う。妊娠を希望していない女性や妊娠を遅らせたい女性に適している。

酢酸メドロキシプロゲステロン

月経期以外の出血、気分変動、抑うつ、体重増加、萎縮性腟炎(腟の粘膜が乾燥して薄くなる病気)

心臓発作、脳卒中、および末梢血管疾患のリスクが上昇する可能性あり

プロゲスチンは、ホルモンである プロゲステロンに似せて作られた薬剤である。経口で使用するものと筋肉内注射で使用するものがある。

酢酸ノルエチステロン

不正出血、気分変動、抑うつ、および体重増加

就寝時に内服する。

アンドロゲン

ダナゾール

体重増加、にきび、声の低音化、体毛の増加、ホットフラッシュ、萎縮性腟炎、足首のむくみ、強い痛みを伴う筋肉のけいれん、月経期以外の出血、乳房の縮小、気分変動、肝機能不全、手根管症候群、血中コレステロール濃度への有害な影響

ダナゾールは、 テストステロンと関連のある合成ホルモンであり、 エストロゲンおよび プロゲステロンの活性を阻害する。経口で使用される。ダナゾールの有用性は、その副作用によって限定される可能性がある。

GnRHアゴニスト

リュープロレリン

ナファレリン

ホットフラッシュ、萎縮性腟炎、骨密度の低下、筋肉痛、骨痛、気分変動

GnRHアゴニストには、1日1回皮下注射するもの、月に1回または3カ月に1回筋肉内注射するもの、鼻腔スプレーとして使用するものがある。これらの薬剤はしばしば、 エストロゲンの減少による作用(骨密度の低下など)を軽減するため、プロゲスチン(ときに エストロゲンと併用)と組み合わせて使用される。( エストロゲンとプロゲスチンまたはプロゲスチンのみを併用する治療法は、アドバック療法と呼ばれる。)

GnRH = ゴナドトロピン放出ホルモン