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勃起障害の一般的な原因と特徴

勃起障害の一般的な原因と特徴

原因

一般的な特徴*

検査

血管の病気

跛行(脚の筋肉の、痛い、ズキズキする、けいれんする、または疲れた感覚で、身体活動中に定期的に起こり、予測可能で、休息すればすぐに軽減する)

通常は危険因子(例えば、高血圧、糖尿病、コレステロールおよび脂質の異常な血中濃度)

足首と腕の血圧を同時に測って比較(足関節上腕血圧比と呼びます)

危険因子の有無を調べる検査(例えば、血糖値および血中脂質濃度の上昇)

超音波による陰茎の動脈の血流測定

静脈漏出(勃起中に、陰茎の静脈が正常な場合のように陰茎から血液が出ていくのを止められない)

勃起するが維持できない

陰茎の動脈の超音波検査

神経の病気

糖尿病により引き起こされる神経の損傷(糖尿病性神経障害)

糖尿病があることが分かっている

ときに、足のしびれ、焼けつく感覚、またはその他の痛み

医師の診察

ときに筋電図検査と神経伝導検査

間欠的な筋力低下またはしびれが、毎回体の異なる部位でみられる

MRI

ときに腰椎穿刺と髄液の検査

骨盤内手術中または放射線療法中の神経損傷

手術(前立腺全摘除術など)または放射線療法を受けたことが分かっている

医師の診察のみ

脊髄の病気(腫瘍やけがなど)

陰茎から肛門までの領域のしびれ

通常は脊髄の病気でみられる他の症状(例えば、脚のしびれや筋力低下、失禁)

MRI検査

殿部と陰部(いわゆるサドル領域)の長時間の圧迫、サイクリングや乗馬の際などに生じる

通常は、長時間自転車に乗る競争競技選手

自転車から降りた直後に症状が出る

医師の診察のみ

骨盤または鼠径部の痛み、および痛みや灼熱感、血尿、頻尿、排尿困難などの煩わしい泌尿器症状

医師の診察のみ

脳卒中

脳卒中があったことが分かっている

医師の診察のみ

内分泌疾患

性腺機能低下症(テストステロン欠乏)

性欲減退、睡眠障害、抑うつまたは気分の変化

最終的に、筋肉量や精巣の大きさ、骨密度、体毛の減少

最終的に、体脂肪の増加、乳房の大きさの増大

テストステロンの血中濃度の測定

丸く膨らんだ顔、体幹回りの脂肪の増加、腹部の紫色の筋、高血圧、気分の変化

尿中のコルチゾール濃度の測定

ときに血液検査

落ち着きのなさ、心拍数と血圧の上昇、振戦、体重減少、暑さに耐えられない

甲状腺ホルモンの血中濃度の測定

反応の鈍化、心拍数と血圧の低下、皮膚の肥厚、食欲減退、体重増加、寒さに耐えられない

甲状腺ホルモンの血中濃度の測定

構造的な異常

陰茎に硬い組織がある

しばしば勃起時の陰茎が大きく湾曲している

しばしば性交時の痛み

医師の診察のみ

陰茎の超音波検査で瘢痕組織を検出

尿道が陰茎の下面にある

医師の診察のみ

小陰茎(先天異常)

異常に小さい陰茎

医師の診察のみ

精神障害

悲しみ、無力感、絶望感、食欲不振、睡眠障害

医師の診察のみ

性的能力不安またはストレス

睡眠中および自慰の際には完全勃起

性行為に関する心配

ときに、特定のパートナーまたは特定の状況でのみ起こるED

医師の診察のみ

その他

EDを引き起こすことが分かっている薬の服用歴

医師の診察のみ

低酸素血症(慢性的に血中酸素レベルが低い)

パルスオキシメトリー(血中酸素レベルの測定)

*この欄には症状や診察の結果などが示されています。ここに示されている特徴は典型的なものですが、常に当てはまるわけではありません。

通常はテストステロンの値を測定します。値が低ければ、他のホルモンの値を測定します。

ED = 勃起障害、MRI = 磁気共鳴画像