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自然分娩ではリラクゼーション法と呼吸法によって分娩中の痛みをコントロールします。
自然分娩に備えるため、妊婦はパートナーとともにマタニティークラス(数週間にわたり6~8回講習を受けるコースが一般的です)に参加してリラクゼーション法と呼吸法を学びます。マタニティークラスでは陣痛および分娩中の各段階でどのようなことが起こるかも学びます。
リラクゼーション法では、意識的に体の一部を緊張させてから力を抜きます。この方法を習得すると、陣痛(子宮の収縮)が起きている間は子宮以外の体の力を抜き、陣痛と陣痛の間には体全体の力を抜くことができるようになります。
呼吸法では、分娩の経過に合わせて呼吸の方法を変えていきます。いきみ始める前の分娩第1期では、次のように呼吸をするとよいでしょう。
陣痛の初めと終わりに深い呼吸をしてゆっくり息を吐き出すと、体の力を抜きやすくなります。
陣痛がピークに達したら、胸の上部で速く浅く呼吸します(浅速呼吸)。
子宮口(子宮頸部)が完全に開き(全開大)、引っ張られる(展退)前にいきみたくなったら、浅速呼吸と大きく息を吐き出す呼吸を組み合わせて、いきみたい感覚をやり過ごします。
妊娠中はパートナーと一緒に定期的にリラクゼーション法と呼吸法を練習するようにします。分娩中、パートナーは精神的なサポートだけでなく、分娩の経過に合わせてすべきことを思い出させたり、体に力が入っているときは教えてあげることによって、妊婦を助けることができます。妊婦がリラックスできるように体をマッサージするとよいでしょう。
自然分娩法の中で最も広く知られているのはラマーズ法でしょう。このほかにルボワイエ法もあります。ルボワイエ法では暗くした部屋で出産し、娩出後すぐに新生児をぬるま湯に入れます。