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性行為と心疾患

性行為と心疾患

性行為は、中程度から激しい強度の運動に比べれば体への負担は少ないため、心疾患がある男性でも通常は安全に性行為を行うことができます。性行為中は安静時よりも心臓発作のリスクが高くなりますが、それでもリスクは非常に低いものです。

とはいえ、心臓や心血管系の病気(狭心症、高血圧、心不全、不整脈、大動脈弁狭窄症など)がある性的に活発な男性は、医師に相談する必要があります。通常、病気が軽度の人で症状がほとんどなく、血圧も正常なら、性行為は安全です。病気が中等度の場合、または心臓発作の可能性を高める他の要因がある場合は、性行為がどの程度安全かを調べる検査が必要になることがあります。病気が重度の場合、または左心室から出ていく血流が阻害される心拡大(閉塞性心筋症)がある場合は、治療を受けて症状が軽くなるまでは性行為を控えるべきです。心臓発作を起こした後どれほど早い時期に性行為を再開すればよいかを医師に尋ねるべきです。米国心臓協会は、軽度から中程度の身体活動で胸痛も息切れも起こらなければ、心臓発作を起こした後早くて1週間で性行為を再開してよいとアドバイスしています。

血圧が危険なレベルまで下がることがあるため、ニトログリセリンを服用している男性には、シルデナフィル、バルデナフィル、アバナフィル(avanafil)、またはタダラフィルの使用は危険です。

性行為の安全性を調べるのに最もよく行われている検査は、トレッドミルで運動中の心臓の状態をモニタリングし、血流不足の徴候がないか調べる方法です。運動中の血流量が十分ならば、性行為の最中に心臓発作を起こす可能性は非常に低いと考えられます。