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間質性肺疾患の種類

間質性肺疾患の種類

種類

自己免疫疾患

強直性脊椎炎(まれ)、ベーチェット病(非常にまれ)、グッドパスチャー症候群 グッドパスチャー症候群 グッドパスチャー症候群は、まれな自己免疫疾患であり、肺の中での出血と進行性の腎不全が起こります。 一般に、息切れや喀血がみられます。 診断を下すには、血液や尿の検査と胸部X線検査が必要です。 コルチコステロイド、シクロホスファミド(化学療法の薬剤)、血漿交換などを用いて、肺や腎臓の永続的な損傷を防ぐようにします。... さらに読む 、混合性結合組織病、多発性筋炎と皮膚筋炎、再発性多発軟骨炎、関節リウマチ、全身性強皮症 全身性強皮症 全身性強皮症は、皮膚、関節、内臓の変性変化と瘢痕化、および血管の異常を特徴とする、まれな慢性自己免疫リウマチ疾患です。 指が腫れる、間欠的に指が冷たくなり青く変色する、関節が永続的に(通常は曲がった状態で)固まる(拘縮)などの症状のほか、消化器系、肺、心臓、腎臓の損傷が発生することがあります。... さらに読む 全身性強皮症 、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス 全身性エリテマトーデス(SLE) 全身性エリテマトーデスは、関節、腎臓、皮膚、粘膜、血管の壁に起こる慢性かつ炎症性の自己免疫結合組織疾患です。 関節、神経系、血液、皮膚、腎臓、消化管、肺、その他の組織や臓器に問題が発生します。 血算と自己免疫抗体の有無を調べる検査を行います。 活動性の全身性エリテマトーデスでは、コルチコステロイドやその他の免疫の働きを抑制する薬がしばしば... さらに読む 全身性エリテマトーデス(SLE)

感染症

真菌、マイコプラズマ(細菌の一種)、寄生虫、リケッチア、またはウイルスなどによる感染症や結核

有機粉塵

鳥の糞やカビ

薬剤関連

アミオダロン、ブレオマイシン、ブスルファン、カルバマゼピン、クロラムブシル、コカイン、シクロホスファミド、金製剤、メトトレキサート、ニトロフラントイン、サラゾスルファピリジン、スルホンアミド系

化学物質関連

アルミニウム粉末、アスベスト、ベリリウム、金属、二酸化硫黄、タルク

治療用または工業用の放射線関連

がんに対する放射線療法

特発性*間質性肺炎

急性間質性肺炎 急性間質性肺炎 急性間質性肺炎は、突然発症して重症化する特発性間質性肺炎 です。 (特発性間質性肺炎の概要も参照のこと。) 急性間質性肺炎は、急性呼吸窮迫症候群と同様の症状を引き起こします。通常、40歳以上の健康な男女に発生する傾向があります。 1~2週間かけて発熱、せき、呼吸困難が生じ、典型的には急性呼吸不全へと進行します。... さらに読む 特発性器質化肺炎 特発性器質化肺炎 特発性器質化肺炎は、急速に発症する特発性間質性肺炎で、肺の炎症と瘢痕化を特徴とし、細い気道や肺の空気の袋(肺胞)をふさぎます。 (特発性間質性肺炎の概要も参照のこと。) この病気は、一般に40~60歳で発生し、男女の割合は同程度です。タバコの喫煙により発症するリスクが高まることはないと考えられています。... さらに読む 剥離性間質性肺炎 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患と剥離性間質性肺炎 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患と剥離性間質性肺炎は、肺に慢性的な炎症を引き起こすまれな病気で、主に喫煙者または以前に喫煙していた人にみられます。 (特発性間質性肺炎の概要も参照のこと。) 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患と剥離性間質性肺炎は、いずれも特発性間質性肺炎の一種です。この2つの病気には多くの類似点があるため、同じ病気ではないか... さらに読む idiopathic pleuroparenchymal fibroelastosis(特発性胸膜肺実質線維弾性症) Idiopathic pleuroparenchymal fibroelastosis(特発性胸膜肺実質線維弾性症) Idiopathic pleuroparenchymal fibroelastosis(特発性胸膜肺実質線維弾性症)は、緩徐に進行するまれな特発性間質性肺炎です。 繰り返す感染症、発熱、息切れ、乾いたせきがしばしばみられます。 この病気の診断にはCT検査と肺生検が用いられます。... さらに読む 特発性肺線維症 特発性肺線維症 特発性肺線維症は、特発性間質性肺炎の中で最も多くみられます。 特発性肺線維症になりやすい人は、主に50歳以上の男性で、通常は喫煙歴がある場合です。 症状には、せき、呼吸困難、疲労感などがあります。 治療は、呼吸リハビリテーション、肺移植、ピルフェニドンやニンテダニブなどの薬剤により行います。... さらに読む リンパ性間質性肺炎 リンパ性間質性肺炎 リンパ性間質性肺炎は、成熟したリンパ球(白血球の一種)が肺胞(肺の空気の袋)に集積するまれな肺疾患です。 通常、せきや呼吸困難がみられます。 診断には、胸部X線検査、CT検査、肺機能検査が必要で、しばしば気管支鏡検査もしくは生検のいずれか、またはその両方を要することもあります。... さらに読む 非特異性間質性肺炎 非特異性間質性肺炎 非特異性間質性肺炎は、女性、非喫煙者、50歳未満の人が主に発症する特発性間質性肺炎です。 (特発性間質性肺炎の概要も参照のこと。) 非特異性間質性肺炎の患者のほとんどは、40~50歳の女性です。原因や危険因子が不明な場合がほとんどです。しかし、結合組織疾患(特に、全身性強皮症、多発性筋炎または皮膚筋炎)の患者、一部の薬剤性肺障害、過敏性肺... さらに読む 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患と剥離性間質性肺炎 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患と剥離性間質性肺炎は、肺に慢性的な炎症を引き起こすまれな病気で、主に喫煙者または以前に喫煙していた人にみられます。 (特発性間質性肺炎の概要も参照のこと。) 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患と剥離性間質性肺炎は、いずれも特発性間質性肺炎の一種です。この2つの病気には多くの類似点があるため、同じ病気ではないか... さらに読む

その他の病気

アミロイドーシス アミロイドーシス アミロイドーシスは、異常に折りたたまれたタンパク質がアミロイド線維を形成し、様々な組織や器官に蓄積して臓器が正常に機能しなくなり、臓器不全や死に至ることもあるまれな病気です。 アミロイドーシスの症状と重症度は、どの重要臓器が影響を受けるかによって異なります。 組織サンプル(生検サンプル)を採取し、顕微鏡で検査することにより、診断を確定しま... さらに読む アミロイドーシス 慢性の誤嚥 誤嚥性肺炎と化学性肺炎 誤嚥性肺炎は、口腔内の分泌物、胃の内容物、またはその両方を肺に吸い込んだ場合に発生する肺の感染症です。化学性肺炎は、肺に有毒な物質を吸い込んだ場合に起こる肺の炎症です。 症状には、せきや息切れなどがあります。 医師は、患者の症状や胸部X線検査に基づいて診断を下します。 治療法や予後は、吸い込んだ物質の種類によって異なります。... さらに読む リンパ脈管筋腫症 リンパ脈管筋腫症 リンパ脈管筋腫症(LAM)は、肺全体に平滑筋細胞がゆっくり増殖していく、まれな病気です。 (間質性肺疾患の概要も参照のこと。) ただし、めったに起こりません。女性にしか起こらず、通常20~40歳の女性に発生します。原因は不明です。 患者には通常息切れがみられます。ときに、せき、胸痛、喀血(せきとともに血が出る)がみられます。症状は、妊娠中... さらに読む 神経線維腫症 神経線維腫症 神経線維腫症は一群の遺伝性疾患の総称で、皮膚の下などの体の部分に、軟らかく肥厚した神経組織(神経線維腫)が増殖し、しばしばコーヒーミルク色の平らな斑点(カフェオレ斑)が皮膚にできます。 皮膚の下にできる腫瘍とカフェオレ斑に加え、骨の異常、協調運動障害、脱力、感覚異常、聴覚障害、視覚障害がみられることもあります。... さらに読む 神経線維腫症 肺胞タンパク症 肺胞タンパク症 肺胞タンパク症は、肺にある空気の袋(肺胞)がタンパク質と脂肪を豊富に含む液体で詰まってしまう、まれな病気です。 一般に、20~50歳の肺疾患にかかったことのない人に発生します。 症状として呼吸困難やせきがみられます。 CT検査とともに、気管支鏡検査で採取した肺の液体サンプルの検査を行うことで、診断が下されます。... さらに読む 肺ランゲルハンス細胞組織球症 肺ランゲルハンス細胞組織球症 肺ランゲルハンス細胞組織球症は、組織球や好酸球(白血球の一種)と呼ばれる細胞が肺の中で増殖する病気で、しばしば瘢痕化を引き起こします。 症状がまったくない場合もあれば、せきや呼吸困難がみられる場合もあります。 診断にはCT検査が必要で、場合によっては肺組織サンプルの分析(生検)も必要になります。... さらに読む サルコイドーシス サルコイドーシス サルコイドーシスとは、体の多くの器官に炎症細胞の異常な集積(肉芽腫[にくげしゅ])がみられる病気です。 サルコイドーシスは、一般に20~40歳で発生し、スカンジナビア系の人やアフリカ系アメリカ人に最も多くみられます。 多くの器官が侵される可能性がありますが、肺に最もよくみられます。... さらに読む サルコイドーシス のほか、血管炎疾患(血管の炎症を引き起こす病気)である好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(以前はチャーグ-ストラウス症候群と呼ばれていた)は、臓器に損傷を与える小型血管または中型血管の炎症で、通常は、喘息、鼻アレルギー、鼻茸(はなたけ)、またはその複数の病歴のある人に起こります。 原因は不明です。 最初は、数カ月または数年間にわたる鼻水や喘息があるか、副鼻腔の痛みがあり、その後は侵された臓器に応じ... さらに読む 多発血管炎性肉芽腫症 多発血管炎性肉芽腫症 多発血管炎性肉芽腫症(以前はウェゲナー肉芽腫症として知られていた)はしばしば、鼻、副鼻腔、のど、肺、または腎臓の、小型や中型の血管や組織の炎症から始まります。 原因は不明です。 通常、この病気は、鼻出血、かさぶたによる鼻づまり、副鼻腔炎、声がれ、耳の痛み、中耳にたまる体液、眼の充血と痛み、呼気性喘鳴、せきで始まります。... さらに読む 多発血管炎性肉芽腫症 など

*特発性とは、原因が不明であることを意味します。