Msd マニュアル

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危険因子に基づく発熱の主な原因

危険因子に基づく発熱の主な原因

危険因子

原因

なし(健康)

上気道または下気道の感染症

消化管の感染症

皮膚感染症

入院

静脈カテーテル感染症(静脈内に留置されたカテーテルに関連する感染症)

尿路感染症、尿道にカテーテルを入れている人で特に多い

手術部位の感染または血液の貯留(血腫)

輸血反応

感染症が多発している地域(流行地域)への旅行

下痢を引き起こす病気

病気を引き起こす生物を運ぶ昆虫または動物(媒介生物と呼ばれる)との接触(右記は米国の場合)

ダニ:リケッチア症 リケッチア感染症の概要 リケッチア感染症とそれに関連する感染症(アナプラズマ症、エーリキア症、Q熱など)は、他の生物の細胞内でしか生きられない特殊な種類の細菌によって引き起こされます。 これらの感染症のほとんどは、ダニ、ノミ、シラミを介して感染します。 発熱、重度の頭痛のほか、通常は発疹が起こり、全身のけん怠感がみられます。... さらに読む リケッチア感染症の概要 エーリキア症、アナプラズマ症 エーリキア症とアナプラズマ症 エーリキア症とアナプラズマ症はダニによって媒介される感染症で、発熱、悪寒、筋肉痛、頭痛、全身のだるさ(けん怠感)を引き起こします。 エーリキア症とアナプラズマ症の症状は似ていますが、アナプラズマ症では発疹が生じる可能性は低くなります。 ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法を用いて血液のサンプルを分析することで、細菌をより早く検出できます。... さらに読む エーリキア症とアナプラズマ症 ライム病 ライム病 ライム病の原因はライム病ボレリア Borrelia burgdorferiという細菌で、通常はシカダニを介して人に感染します。 ほとんどの人は、ライム病がみられる山間地域での野外活動中に感染します。 通常は、大きな赤い斑点が咬まれた場所に現れ、ゆっくりと大きくなります。周囲にいくつか赤い輪ができることがよくあります。... さらに読む ライム病 バベシア症 バベシア症 バベシア症は、単細胞の寄生虫であるバベシア属 Babesia原虫によって引き起こされる赤血球の感染症です。 バベシア症はライム病と同じ種類のシカダニ(マダニ科)によって感染します。 バベシア症は発熱、頭痛、体の各部の痛み、疲労感を引き起こすことがあります。 バベシア症を診断するために、医師は顕微鏡で血液のサンプルを調べ、原虫の有無を確認す... さらに読む バベシア症 回帰熱 回帰熱 回帰熱は、特定のボレリア Borrelia属細菌によって引き起こされる病気で、感染したダニやシラミによって広められます。 突然の悪寒と、その後に高熱、重度の頭痛、嘔吐、筋肉痛や関節痛が起こり、ときに発疹が生じることもあります。 症状の消失と出現を数回繰り返します。 血液のサンプル中でこの細菌が特定されれば、診断が確定します。... さらに読む 回帰熱 野兎病 野兎病 野兎病は、野兎病菌 Francisella tularensisというグラム陰性細菌による感染症で、感染している野生動物(通常はウサギ)を直接触ったり、感染したダニ、メクラアブ、ノミに咬まれたりすることでかかります。 動物の死体に触ったり、ダニに咬まれたり、この菌を含む飛沫を飲み込んだり、汚染されたものを飲食したりした場合に感染が起こりま... さらに読む 野兎病

家畜:ブルセラ症 ブルセラ症 ブルセラ症は、グラム陰性細菌であるブルセラ属 Brucella細菌のいくつかの菌種によって引き起こされる感染症で、発熱と全身症状を特徴とします。 ブルセラ症は主に、感染した動物に接触するか、汚染された無殺菌の牛乳や乳製品を摂取したり、汚染された肉を加熱調理が不十分な状態で食べたりすることで感染します。... さらに読む ネコひっかき病 ネコひっかき病 ネコひっかき病は、バルトネラ・ヘンセレ Bartonella henselaeというグラム陰性細菌によって引き起こされる感染症で、感染したネコにひっかかれたり咬みつかれたりすることで感染し、多くの場合、かさぶたを伴う皮膚の隆起やリンパ節の腫れがみられます。 ネコひっかき病の患者には、ひっかかれた部位に赤い隆起ができ、発熱、頭痛、食欲不振、... さらに読む ネコひっかき病 Q熱 Q熱 Q熱はリケッチア感染症に関連し、ヒツジ、ウシ、ヤギの体内に主に生息するコクシエラ・ブルネッティ Coxiella burnetiiにより引き起こされます。 症状が軽い人もいますが、ほとんどの人には、発熱、重度の頭痛、悪寒、乾いたせき、極度の脱力、筋肉痛などのインフルエンザ様症状がみられます。... さらに読む トキソプラズマ症 トキソプラズマ症 トキソプラズマ症は、単細胞の寄生虫であるトキソプラズマ原虫 Toxoplasma gondiiによる感染症です。通常は症状を引き起こしませんが、一部の患者ではリンパ節の腫れ、発熱、漠然とした体調の悪さがみられ、ときにはのどの痛みまたはかすみ目や眼の痛みが現れることもあります。エイズまたは他の病気によって免疫機能が低下している人では、トキソ... さらに読む

鳥:オウム病

コウモリ:狂犬病またはヒストプラズマ症

免疫系の機能低下(易感染状態)

細菌:肺炎球菌 肺炎球菌感染症 肺炎球菌感染症は、肺炎レンサ球菌 Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌)というグラム陽性の球状細菌(球菌)によって引き起こされます。この細菌は一般的に、肺炎、髄膜炎、副鼻腔炎、中耳に感染症を引き起こします。 肺炎球菌は、感染者がせきやくしゃみをすると空気中に撒き散らされます。... さらに読む 髄膜炎菌 髄膜炎菌感染症 髄膜炎菌感染症は、細菌である髄膜炎菌 Neisseria meningitidisを原因とする病気で、髄膜炎と血流感染症(敗血症)が含まれます。 鼻やのどからの分泌物に直接触れることで感染が拡大します。 全身のけん怠感が生じ、感染部位に応じてその他の症状(重篤なことが多い)が発生します。... さらに読む 髄膜炎菌感染症 黄色ブドウ球菌 黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)感染症 黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureusは多くの一般的なブドウ球菌の中で最も危険とされています。このグラム陽性の球状細菌(球菌)は、しばしば皮膚感染症を引き起こしますが、肺炎、心臓弁の感染症、骨の感染症を引き起こすこともあります。 これらの細菌は、感染者と直接接触したり、汚染された物を使用したり、くしゃみやせきによって飛... さらに読む 黄色ブドウ球菌(<i>Staphylococcus aureus</i>)感染症 緑膿菌 シュードモナス(Pseudomonas)感染症 グラム陰性細菌であるシュードモナス属 Pseudomonasの細菌(どの菌種もそうですが、とりわけ緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa)は、体の様々な部分に感染することがあり、重篤な病気がある人や入院患者で特によくみられます。 体の外側にみられる軽度のもの(耳や毛包への感染)から、体内で起こる重篤なもの(肺、血液、心臓弁へ... さらに読む 、ノカルジア Nocardia抗酸菌 結核 結核は、空気感染する細菌である結核菌 Mycobacterium tuberculosisによって引き起こされる、感染力の強い慢性感染症です。通常は肺が侵されます。 結核に感染するのは、主に活動性結核の患者によって汚染された空気を吸い込んだ場合です。 最もよくみられる症状はせきですが、発熱や寝汗、体重減少、体調不良を感じることもあります。... さらに読む 結核 による感染症

真菌:カンジダ カンジダ症 カンジダ症は、カンジダ・アルビカンス Candida albicansをはじめとする数種類のカンジダ属 Candida真菌によって引き起こされる感染症です。 最もよくみられる病型は、口、腟、皮膚の表面に感染が起きるもので、白や赤の斑点が生じ、かゆみや刺激感、またはその両方を引き起こします。... さらに読む カンジダ症 アスペルギルス アスペルギルス症 アスペルギルス症は、アスペルギルス属 Aspergillusの真菌によって引き起こされる通常は肺の感染症です。 肺や副鼻腔内に、菌糸、血液のかたまり、白血球が絡まった球状のかたまりが形成されます。 症状が出ない人もいますが、せきに血が混じったり、発熱、胸痛、呼吸困難が生じる人もいます。... さらに読む アスペルギルス症 ヒストプラズマ ヒストプラズマ症 ヒストプラズマ症は、ヒストプラズマ・カプスラツム Histoplasma capsulatumという真菌によって引き起こされる感染症です。主に肺に生じますが、全身に広がることもあります。 ヒストプラズマ症は、この真菌の胞子を吸い込むことで起こります。 多くの人では症状が出ませんが、体調が悪くなったり、発熱やせき、ときには呼吸困難が生じる人... さらに読む ヒストプラズマ症 コクシジオイデス コクシジオイデス症 コクシジオイデス症は、コクシジオイデス・イミティス Coccidioides immitisという真菌によって引き起こされる通常は肺の感染症です。 この感染症は真菌の胞子を吸い込むことで起こります。 軽症であれば、肺の感染症でインフルエンザに似た症状が生じ、ときに息切れが起こる程度ですが、悪化して全身に広がり、様々な症状がみられる場合もあ... さらに読む コクシジオイデス症 ニューモシスチス・イロベチイ 肺炎は肺の感染症です。免疫機能が低下している人または免疫系に異常がある人(例えば、エイズ、がん、臓器移植、特定の薬剤の使用による)では、しばしば、健康な人とは異なる原因微生物によって肺炎が引き起こされます。 免疫機能が低下していると、健康な人にはほとんど病気を引き起こすことのない微生物が原因で肺炎が発生することがあります。... さらに読む のほか、ムコール症 ムコール症 ムコール症は、数種類の近縁のカビが起こす感染症です。 ムコール症の感染は、原因となるカビの胞子を吸い込むか、それよりはまれですが、切り傷などの皮膚にできた開口部から体内に胞子が入ることで起こります。 感染により痛み、発熱、ときにはせきが生じ、顔の構造が破壊されることがあります。... さらに読む ムコール症 の原因となる真菌

寄生虫:トキソプラズマ原虫 トキソプラズマ症 トキソプラズマ症は、単細胞の寄生虫であるトキソプラズマ原虫 Toxoplasma gondiiによる感染症です。通常は症状を引き起こしませんが、一部の患者ではリンパ節の腫れ、発熱、漠然とした体調の悪さがみられ、ときにはのどの痛みまたはかすみ目や眼の痛みが現れることもあります。エイズまたは他の病気によって免疫機能が低下している人では、トキソ... さらに読む 糞線虫 糞線虫症 糞線虫症は、線虫の一種である糞線虫 Strongyloides stercoralisによって引き起こされる感染症で、この線虫に汚染された土に皮膚が直接触れると、そこから線虫が侵入して感染します。 通常は、人間が汚染された土の上をはだしで歩いた際に感染します。 この感染症にかかった人の大半に症状は起こりませんが、発疹、せき、喘鳴(ぜんめい... さらに読む 糞線虫症 クリプトスポリジウム クリプトスポリジウム症 クリプトスポリジウム症は、クリプトスポリジウム Cryptosporidiumという原虫によって引き起こされる腸管感染症です。主な症状は腹部けいれんと下痢です。 汚染された水や食べものを摂取したり、感染した人や動物に接触することで感染します。 腹部けいれんと水様性下痢が急に始まり、ときに吐き気、嘔吐、発熱、筋力低下を伴います。... さらに読む クリプトスポリジウム症 微胞子虫 微胞子虫症 微胞子虫症は、微胞子虫という真菌による感染症です。症状は感染した臓器によって異なりますが、下痢やその他の腸の症状、眼の症状がよく起こります。 微胞子虫症では主に、エイズ患者など、免疫機能が低下している人に症状が現れます。 症状は様々ですが、慢性の下痢、腹痛、発熱、体重減少、眼の炎症などがみられます。... さらに読む 、シストイソスポーラ・ベリ Cystoisospora belli

熱産生量を増加させる作用のある薬

アンフェタミン

コカイン

フェンシクリジン(PCP)

メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA、通称エクスタシー)

抗精神病薬

麻酔薬

発熱の誘因になる薬物

ベータラクタム系抗菌薬(ペニシリンなど)

サルファ剤

フェニトイン

カルバマゼピン

プロカインアミド

キニジン

アムホテリシンB

インターフェロン(免疫系により作られる物質を基にした薬剤で、ウイルスの増殖を阻害する作用がある)