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リンパ節の腫れの主な原因と特徴

リンパ節の腫れの主な原因と特徴

原因

一般的な特徴*

検査

感染症

首のリンパ節が腫れ、圧痛はほとんどないか、まったくない

のどの痛み、鼻水、せき

医師の診察のみ

歯性感染症

首の片側のリンパ節のみが腫れる(しばしば圧痛)

歯痛

医師または歯科医の診察のみ

両側性の腫れが、典型的には首、ときにはわきの下や鼠径部

発熱、のどの痛み、重度の疲労

典型的には青年または若い成人

単核球症の血液検査

通常、首または鎖骨から上のリンパ節が腫れる

ときにリンパ節の炎症または排膿

しばしばHIV感染者

ツベルクリン反応検査または結核の血液検査

通常はリンパ節の生検

全身のリンパ節が腫れる

通常、発熱、けん怠感、発疹、関節痛

しばしば、HIV曝露が判明している人または高リスク行為(他の人が使用した注射針を刺す、または高リスクの性行為)に曝露した人

HIVの血液検査

梅毒の第2期を除き、鼠径部でのみリンパ節が腫れる

しばしば泌尿器症状(排尿痛)と尿道または腟の分泌物

ときに性器の痛み

梅毒の第2期では、しばしば幅広い範囲での粘膜の痛みおよび広範なリンパ節の腫れ

性感染症の検査

通常、腫れたリンパ節の近辺で、視認できる皮膚の切り傷または感染症

通常は医師の診察のみ

ときに感染微生物に対する抗体を特定するための血液検査

首およびわきの下のリンパ節が両側で腫れる

ときにインフルエンザ様症状および肝臓と脾臓の腫大

しばしば、ネコの糞便もさらされたことがある

血液検査

がん

疲労、発熱、体重減少

急性白血病では、しばしばあざや出血が生じやすくなる

血算および特別な血液検査(末梢血塗抹検査またはフローサイトメトリー)

骨髄検査

痛みを伴わないリンパ節の腫れ(局所的または広範)

リンパ節はしばしばゴム状で、ときに癒合する

しばしば発熱、寝汗、体重減少

リンパ節の生検

特殊な血液検査

転移性のがん(しばしば、頭頸部がん、甲状腺がん、乳がん、肺がん)

首に無痛のリンパ節が1つ以上

リンパ節はしばしば硬く、ときに押しても動かすことができない

原発性腫瘍を特定する検査、しばしば喉頭、食道、気管を軟性チューブで視診

結合組織疾患

広範なリンパ節の腫れ

典型的には関節の痛みおよびときに腫れ

ときに鼻および頬の赤色の発疹ならびにその他の皮膚のびらん

医師の診察と血液検査

痛みを伴わないリンパ節の腫れが広範にみられる可能性

しばしばせき、息切れ、発熱、けん怠感、筋力低下、体重減少、関節痛

胸部の画像検査(単純X線検査またはCT検査)

ときにリンパ節の生検

小児の首のリンパ節の腫れおよび圧痛

発熱(通常は39℃以上)、体幹部の発疹、舌の顕著な赤色の隆起、手のひら、足底、爪周囲の皮膚の剥離

医師の診察のみ

その他

薬剤:アロプリノール、抗菌薬(セファロスポリン系、ペニシリン、スルホンアミド系など)、アテノロール、カプトプリル、カルバマゼピン、フェニトイン、ピリメタミン、キニジンなどの一般的な薬剤

原因薬剤を使用したことがある

フェニトイン以外では、発疹、関節痛、筋肉痛、発熱

医師の診察のみ

シリコン製乳房インプラント

乳房インプラントを入れている女性でのわきの下のリンパ節の腫れ

医師の診察およびときにリンパ節の腫れをもたらす他の原因の検査

*この欄には症状や診察の結果などが示されています。ここに示されている特徴は典型的なものですが、常に当てはまるわけではありません。

CT = コンピュータ断層撮影、HIV = ヒト免疫不全ウイルス、STD = 性感染症。