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統合失調症に類似する病気

統合失調症に類似する病気

甲状腺疾患、脳腫瘍、けいれん性疾患、腎不全、薬物に対する中毒反応、ビタミン欠乏症など、全身性や神経性の病態が原因で、統合失調症に似た症状が引き起こされることがあります。

また、いくつかの精神障害にも統合失調症と共通する特徴があります。

  • 短期精神病性障害:この病気では、統合失調症に似た症状がみられますが、1日から1カ月程度しか持続しません。この短期的な精神障害は、もともとパーソナリティ障害がある人や、愛する人を失うなど強いストレスを受けた人によく起こります。短期精神病性障害はしばしば再発します。しかし、再発するまでの間は、一般的に支障なく日常生活を送ることができ、症状はあってもわずかです。

  • 統合失調症様障害:この病気では、統合失調症に似た特徴的な症状が1~6カ月続きます。この病気は回復することもあれば、双極性障害、統合失調感情障害、または統合失調症に進行することもあります。

  • 統合失調感情障害:この病気の特徴として、統合失調症の典型的な症状とともに、抑うつや躁状態など気分症状がみられます。

  • 統合失調型パーソナリティ障害この種のパーソナリティ障害では、統合失調症と共通する症状が現れますが、一般に症状はそれほど重くなく、精神病の診断基準を満たしません。この病気の患者は、自分は他者とは異なり、どこにも属していないと感じているため、他者との交流を好みません。また疑い深く、他者を信頼しようとしない傾向があります。統合失調症の人と同様に、奇妙な考え方や認識、コミュニケーションがみられますが、統合失調症の人のそれほど異常ではありません。