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HIV感染症の治療薬

HIV感染症の治療薬

薬*

主な副作用

膜融合阻害薬

エンフビルチド(enfuvirtide)(T-20)

注射部位の痛みを伴う発疹、アレルギー(過敏)反応(発疹、発熱、悪寒、吐き気、低血圧など)、手足のしびれやチクチク感(末梢神経障害)、不眠、食欲不振

肺炎発生リスクの増加

マラビロク(CCR-5阻害薬)

心臓への血流不足(虚血)、心臓発作

インテグラーゼ阻害薬

ドルテグラビル

発疹(ときに重度であったり、生命を脅かしたりすることがある)、頭痛、不眠症、筋肉痛などのアレルギー(過敏)反応

エルビテグラビル

吐き気と下痢

ラルテグラビル

発疹(ときに重度であったり、生命を脅かしたりすることがある)や筋肉痛などのアレルギー(過敏)反応

非核酸系逆転写酵素阻害薬

この種類の薬すべて

発疹(重症化したり生命を脅かすこともある)、肝機能障害

エファビレンツ

めまい、眠気、悪夢、錯乱、興奮、もの忘れ、強い幸福感(多幸感)

エトラビリン

重度または生命を脅かす発疹

ネビラピン

重度または生命を脅かす肝機能障害と発疹(特に治療初期の18週間)

リルピビリン

抑うつ、頭痛、不眠症(ただし脳機能に影響を及ぼす副作用はエファビレンツより少ない)

核酸系逆転写酵素阻害薬(ヌクレオシド系)

この種類の薬すべて

生命を脅かすこともある乳酸アシドーシス(代謝により生じる老廃物である乳酸の蓄積)、肝傷害

アバカビル(ABC)

発熱、発疹、吐き気、嘔吐、呼吸困難、のどの痛み、せきなどを伴う、ときに死に至ることもある重度のアレルギー反応

食欲不振、吐き気、嘔吐

ジダノシン(ddl)

末梢神経の損傷、生命を脅かしうる膵臓の炎症(膵炎)、吐き気、下痢、肝臓腫大

エムトリシタビン(FTC)

頭痛、吐き気、下痢、皮膚(特に手のひらと足裏)の黒ずみ(色素沈着)

ラミブジン(3TC)

頭痛、疲労感、末梢神経の損傷

まれに膵臓の炎症(膵炎)

スタブジン(stavudine、d4T)

末梢神経の損傷、顔、腕、脚の脂肪の減少

まれに、生命を脅かす膵臓の炎症(膵炎)

ザルシタビン(zalcitabine、ddC)

末梢神経の損傷、生命を脅かしうる膵臓の炎症、口内炎

ジドブジン(AZTまたはZDV)

貧血、感染症にかかりやすくなる(骨髄の障害による)、肝傷害、脱力感、筋肉痛

まれに膵臓の炎症

核酸系逆転写酵素阻害薬(ヌクレオチド系)

テノホビルアラフェナミドフマル酸塩(TAF)

テノホビルジソプロキシルフマル酸塩よりも腎臓や骨密度関連の副作用が少ない

テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)

腎外傷

骨密度の低下

下痢、吐き気、嘔吐、頭痛

プロテアーゼ阻害薬

この種類の薬すべて

吐き気、嘔吐、下痢、腹部不快感、血糖値とコレステロールの増加(よくみられる)、腹部の脂肪の増加、肝機能障害、出血傾向(特に血友病患者)

アンプレナビル(amprenavir、APV)

発疹

アタザナビル(ATV)

発疹と、皮膚や白眼の黄色化(黄疸[おうだん])

ダルナビル

肝障害

頭痛、下痢、重度の発疹、発熱、アレルギー反応

ホスアンプレナビル

発疹

インジナビル(IND)

腎結石、赤血球の急速な破壊(溶血性貧血)、高血糖、肝障害、腹痛、吐き気

ロピナビル(LPV)

口の中のチクチク感、味覚の変化

ネルフィナビル(NLF)

下痢

リトナビル(RIT)

口の中のチクチク感、味覚の変化

サキナビル(SQV)

リトナビルと併用した場合に吐き気、嘔吐、下痢

チプラナビル(tipranavir:TPV)

生命を脅かしうる肝臓の炎症と脳内の出血

*エンフビルチド(enfuvirtide)以外はすべて経口薬です。エンフビルチド(enfuvirtide)は皮膚の下に注射します。

薬の種類に対して挙げている副作用は、その種類のどの薬を使用しても生じることがあります。