Please confirm that you are not located inside the Russian Federation
ここから先は第三者のウェブサイトになります。当社は、第三者のウェブサイトのコンテンツに関与しておらず、掲載内容について一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
高齢者にとって、暑さは特に厳しいものですが、これにはいくつかの理由があります。
高齢者は、若い人ほど、長時間の高温多湿に徐々に適応(順化)していく能力がありません。
高齢者は、血液循環が悪く皮膚表面全体への血流が増えにくい傾向があるため、速やかに体自体を冷やすことができません。
年齢が上がるにつれて、汗腺の数が減少する傾向があります。
暑さを知覚しにくくなるため、気温の変化への反応が遅くなります。
あまり動けないために、暑い場所から移動するのが難しいことがあります。
心不全や腎不全など、高齢者でより多くみられる一部の病気も、体温を下げる体の機能を妨げます。高血圧の人は減塩食をとっていることが多いため、汗で失われる塩分を十分に補給できない場合があります。
また、加齢はのど渇きにも影響し、高齢者は若い人ほど、のどの渇きを感じません。そのため高齢者は脱水状態になりやすい傾向があり、これは気温が上昇しても汗をかきにくいということでもあります。