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ジェネリック医薬品での代替調剤が適切でないこともありうる場合

ジェネリック医薬品での代替調剤が適切でないこともありうる場合

薬の種類

備考

1938年の米連邦食品・医薬品・化粧品法制定以前に販売されていた薬

甲状腺ホルモン補充療法に使用される薬の一部(FDAは取り組みを行っているが、これらの薬は生物学的に同等でない)。

ジェネリック医薬品の要件を免除された1938年以前の薬のうち、数種類のみが現在でも処方されている。これらの薬を比較するための基準がないため、これらの薬の中で別の製品に切り替えることは賢明ではない。あるブランド品を切り替える場合には、注意を要する。

毒性量と有効量の差がわずかな薬(安全域が狭い薬)

ジゴキシン(心不全と頻脈の治療薬)

リチウム製剤(双極性障害の治療薬)

ワルファリン(抗凝固薬)

安全に使用するには、毒性量が有効量と近すぎる。

抗てんかん薬

カルバマゼピン*、クロナゼパム、エスリカルバゼピン*(eslicarbazepine)、ラモトリギン、オクスカルバゼピン、フェニトイン*、トピラマート、バルプロ酸、ゾニサミド

製品を切り替えた後に発作のコントロールが失われたことが報告されている。同じ先発医薬品、または同じジェネリック医薬品の継続が推奨される。

降圧薬

ジルチアゼムとニフェジピンの放出調節製剤

一部のジェネリック医薬品は先発医薬品と生物学的に同等でない。放出調節製剤は放出特性が異なり、互換性がない。

内服用の抗喘息薬

テオフィリン

これらの製品は一般に生物学的に同等でないため、1つの製品が有効なら、どうしても必要でないかぎり、別の製品への切り替えはすべきでない。

コルチコステロイドのクリーム、ローション、軟膏

アルクロメタゾン、アムシノニド、ベタメタゾン、クロコルトロン(clocortolone)、デソニド(desonide)、デソキシメタゾン、デキサメタゾン、ジフロラゾン、フルオシノロン、フルオシノニド、フルドロキシコルチド、フルチカゾン*、ハロベタゾール(halobetasol)、ヒドロコルチゾン、モメタゾン、トリアムシノロン

これらの製品は皮膚反応試験の結果に基づき標準化され、多くはFDAによって生物学的に同等であると評価されている。しかし、反応にはばらつきがあり、薬の基剤(クリーム、軟膏、ゲル)が違うと、力価(効果を発揮するのに必要な薬の強さ)に影響が生じる。反応を予測できないことがあるため、ある製品が有効なら、別のものへの切り替えはすべきでない。

コルチコステロイドの錠剤

デキサメタゾン、プレドニゾロン

ジェネリック医薬品が、先発医薬品と生物学的に同等でない可能性があるため、勝手に変えるべきではない。

ホルモン剤

メドロキシプロゲステロンおよびメチルテストステロンの一部

ホルモン剤は通常、低用量を投与するため、製剤の違いによって反応に大きなばらつきが生じるおそれがある。

痛風を抑える薬

コルヒチン

個々の製品のジェネリック医薬品は、互いに生物学的に同等ではない。

抗うつ薬

数種類のアミトリプチリン製剤、1種類のアミトリプチリン + ペルフェナジン配合剤

すべての製品に互換性があるとは限らない。FDAが特定のジェネリック医薬品と先発医薬品を生物学的に同等と判断しているかどうかについては、薬剤師に尋ねるとよい。

その他の薬

プロメタジンの錠剤と坐薬の一部、クロザピン

ジェネリック医薬品が生物学的に同等ではない可能性がある。どの製品も有効である可能性はあるが、製品の切り替えはすべきでない。

*ジェネリック医薬品入手不可。

放出調節製剤は、製剤に何らかの変更を行ったもので、通常、有効成分が血流に入るための放出を遅くします。放出が調節された薬は、MR、LA、XL、CR、またはSRという表記で特定できます。

FDA = 米国食品医薬品局