種類 | 例 |
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病気 | ベーチェット病 ベーチェット病 ベーチェット病は、有痛性の口や陰部の潰瘍、皮膚の病変、眼の問題を生じることのある、慢性の血管の炎症(血管炎)です。関節、神経系、消化管も炎症を起こすことがあります。 典型的な例では、口内や、性器、皮膚に潰瘍やびらんができ、それが消え、再び現れます。 診断は、確立された基準に基づいて下されます。... さらに読む 体の他の部位から広がったがん(白血病、リンパ腫、黒色腫、乳がん、肺がんなど) 関節リウマチ 関節リウマチ(RA) 関節リウマチは炎症性関節炎の1つで、関節(普通は手足の関節を含む)が炎症を起こし、その結果、関節に腫れと痛みが生じ、しばしば関節が破壊されます。 免疫の働きによって、関節と結合組織に損傷が生じます。 関節(典型的には腕や脚の小さな関節)が痛くなり、起床時やしばらく動かずにいた後に、60分以上持続するこわばりがみられます。... さらに読む 脳内の嚢胞(シスト)の破裂 サルコイドーシス サルコイドーシス サルコイドーシスとは、体の多くの器官に炎症細胞の異常な集積(肉芽腫[にくげしゅ])がみられる病気です。 サルコイドーシスは、一般に20~40歳で発生し、スカンジナビア系の人やアフリカ系アメリカ人に最も多くみられます。 多くの器官が侵される可能性がありますが、肺に最もよくみられます。... さらに読む |
免疫を抑制する薬(自己免疫疾患や炎症の治療や臓器移植での拒絶反応の予防のために使用される) | アザチオプリン シクロスポリン シタラビン 免疫グロブリンの静脈内投与(静注) 非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)(イブプロフェン、ナプロキセン、スリンダク、トルメチンなど) |
その他の薬 | 特定の抗菌薬(シプロフロキサシン、イソニアジド、ペニシリンなど) カルバマゼピン(抗てんかん薬) フェナゾピリジン(phenazopyridine)(泌尿器系の症状に用いられる) ラニチジン*(胃潰瘍治療薬) サルファ剤(トリメトプリム-スルファメトキサゾール[抗菌薬]やサラゾスルファピリジン[潰瘍性大腸炎の治療薬]) |
診断または治療のため、くも膜下腔に注射された物質† | 麻酔薬 抗菌薬 化学療法薬 画像検査で使用される放射線不透過性の造影剤 |
* ラニチジン(経口、静脈内投与される薬、および市販薬)は、がんを引き起こすと考えられる物質であるN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が容認できない値であるため、米国および他の多くの国で市場から回収されました。 | |
†くも膜下腔は、脳や脊髄を覆う髄膜のうち、中間層と最内層の間にある空間で、この空間は髄液で満たされています。 |