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非感染性髄膜炎の主な原因

非感染性髄膜炎の主な原因

種類

病気

体の他の部位から広がったがん(白血病、リンパ腫、黒色腫、乳がん、肺がんなど)

脳内の嚢胞(シスト)の破裂

免疫を抑制する薬(自己免疫疾患や炎症の治療や臓器移植での拒絶反応の予防のために使用される)

アザチオプリン

シクロスポリン

シタラビン

免疫グロブリンの静脈内投与(静注)

非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)(イブプロフェン、ナプロキセン、スリンダク、トルメチンなど)

その他の薬

特定の抗菌薬(シプロフロキサシン、イソニアジド、ペニシリンなど)

カルバマゼピン(抗てんかん薬)

フェナゾピリジン(phenazopyridine)(泌尿器系の症状に用いられる)

ラニチジン*(胃潰瘍治療薬)

サルファ剤(トリメトプリム-スルファメトキサゾール[抗菌薬]やサラゾスルファピリジン[潰瘍性大腸炎の治療薬])

診断または治療のため、くも膜下腔に注射された物質†

麻酔薬

抗菌薬

化学療法薬

画像検査で使用される放射線不透過性の造影剤

* ラニチジン(経口、静脈内投与される薬、および市販薬)は、がんを引き起こすと考えられる物質であるN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が容認できない値であるため、米国および他の多くの国で市場から回収されました。

†くも膜下腔は、脳や脊髄を覆う髄膜のうち、中間層と最内層の間にある空間で、この空間は髄液で満たされています。