原因 | 一般的な特徴* | 検査† |
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一般的な原因 | ||
ねんざと挫傷 | 以下に該当する痛み
| 医師の診察 |
脊椎の特定の部分の痛み、ときに以下に該当する
通常は高齢者にみられ、他の関節の痛みや変形がある | X線検査 | |
ときに突然発生する、脊椎の特定の部分の痛み | X線検査 ときにCT検査またはMRI検査 | |
脊椎の特定の部分の痛み、通常は以下に該当する
| 医師の診察 ときにMRI検査 まれにCT検査 | |
以下に該当する、腰のあたりの脊椎の特定の部分に起こる痛み
通常は高齢者にみられる | 医師の診察 ときにMRI検査 | |
ときに以下に該当する背部痛
| X線検査 MRI検査またはときにCT検査 | |
体の多数の部位(腰だけに限らない)にみられる、うずくような痛みとこわばり 触れると痛みを感じる部位がある よく眠れないことが多い 若い女性や中年の女性に最も多くみられる | 医師の診察 | |
あまり一般的でない原因 | ||
こわばりがあり、しばしば起床直後に強い 背中の柔軟性がだんだんなくなっていき、しばしば背中が前方に丸まる ときに、痛みを伴う眼の充血や他の関節の痛み 若い男性によくみられる | X線検査またはときにMRI検査 血液検査 | |
鼠径部や肛門周辺のしびれ 尿失禁 成人の尿失禁 尿失禁とは、自分では意図せずに尿が漏れることです。 尿失禁は、男女とも年齢を問わず起きる可能性がありますが、女性と高齢者でより多くみられ、高齢女性の約30%、高齢男性の約15%が尿失禁を起こしています。尿失禁は高齢者でより多くみられるものの、加齢に伴う正常な変化の一部ではありません。尿失禁は、利尿効果のある薬を服用した場合のように突然で一... さらに読む | MRI検査 | |
体の左右どちらかの皮膚に帯状に痛みが現れるが、両側に現れることはない 通常、多くの場合は痛みが出始めてから、痛みがある帯状の皮膚領域に水疱ができる | 医師の診察 | |
がん | 体勢や活動にかかわらず悪化していく痛み ときに食欲不振や体重減少 | 通常はX線検査 MRIまたはCT検査 |
感染症
| 体勢や活動にかかわらず悪化していく、持続的な痛み ときに発熱や寝汗 背中の手術を受けたことがある人、 免疫疾患 免疫不全疾患の概要 免疫不全疾患では、免疫系が正常に働かないことにより、通常に比べて感染症を頻繁に発症したり、繰り返したり、感染症が重症化したり、長引いたりします。 免疫不全疾患は通常、薬の使用や、がんなどの長期間に及ぶ重篤な病気が原因で発症しますが、遺伝性の場合もあります。 この病気になると感染症を繰り返すだけでなく、普通の人がかからないような感染症が起き... さらに読む の患者、 免疫系の働きを抑制する薬 免疫不全を引き起こす可能性がある主な薬剤 | 通常はX線検査 MRIまたはCT検査 血液検査 |
*特徴としては症状や診察結果を示しています。ここに示されている痛みなどの特徴は典型的なものですが、常に当てはまるわけではありません。 †治療せずに痛みがなくなり、警戒すべき徴候がなければ、検査は必要ないことがあります。 | ||
CT = コンピュータ断層撮影、MRI = 磁気共鳴画像 |