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感染症を起こす微生物の種類

感染症を起こす微生物の種類

種類

説明

生じうる病気

細菌は、顕微鏡でようやく見える程度のごく小さな、核をもたない単細胞生物です。

化膿レンサ球菌 Streptococcus pyogenes

大腸菌 Escherichia coli

ウイルスは、真菌や細菌よりはるかに小さな感染性微生物です。自分では増殖する能力がないため、生きている細胞に侵入し、その細胞の増殖機能を利用する必要があります。

水痘帯状疱疹ウイルス

ライノウイルス

真菌は植物でも動物でもない生物です。その大きさは、顕微鏡でようやく見えるものから肉眼で容易に見えるものまで様々です。真菌には酵母、カビ、キノコ類などが含まれます。

カンジダ・アルビカンス Candida albicans

白癬菌属(トリコフィトン属)

寄生虫は、通常は自分よりはるかに大きな生物(宿主)の体内にすみつくことで生き延びる生物で、蠕虫(ぜんちゅう)や単細胞生物の原虫(細菌と異なり核をもつ微生物)などが該当します。

熱帯熱マラリア原虫 Plasmodium falciparum