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小脳と大脳基底核の位置

小脳と大脳基底核の位置

小脳は脳幹の真上、大脳の下にあり、体の各部の動きを協調させる役割を果たしています。小脳は、大脳皮質と大脳基底核から送られてくる腕や脚の位置や姿勢に関する情報をもとに、腕や脚の動きがスムーズかつ精密になるように調整します。(大脳皮質とは、大脳の外表面を構成している複雑に折りたたまれた層のことで、神経系の神経細胞の大半がこの中に存在します。)

大脳基底核は、脳の奥深くにある神経細胞の集まりです。以下の構造が含まれています。

  • 尾状核(後方に向かって先細る形をしたC字型の構造物)

  • 被殻

  • 淡蒼球(被殻の隣にある)

  • 視床下核

  • 黒質

大脳基底核には、筋肉の動きを滑らかにして姿勢を調整する働きがあります。

小脳と大脳基底核の位置