失語の種類 | 症状の説明 | 医師が行う質問の例 | 失語症患者による回答の例* |
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ブローカ失語 | 質問に対してたどたどしく答えるが、意味は通っている。 | 「これは何の絵ですか。」(イヌが吠えている絵を見せながら) | 「い、い、い、えーっと、いや、いい、くそっ、ぺぺ、ペット、そうそう、ペット、ペット、ペット、が、ほ、ほ...うるさいです。」 |
ウェルニッケ失語 | 質問に対して流暢に答えるが、意味が通らない。 | 「今日はお元気ですか?」 | 「いつですか?ボーブルが来れば私の川は簡単に黒い箱ウィゼル・アバタを流れます。」 |
伝導失語 | 話されたまたは書かれた単語、句、文を復唱できず、流暢に話すことはできるものの、しばしば誤った言葉を使う。 | 今から言う言葉を繰り返してください。「問答無用、弁解不要」 | 「もんごうぶろう、めんかい...。」 |
失名詞 | 物の名前をなかなか言えない。 | 「これは何ですか。」(ジャケットの襟、腕時計、またはペンを指しながら) | 「着るもの、時間が分かるもの、字を書くもの。」 |
*通常は、いくつかの質問に患者がどのように答えるかに基づいて、失語の種類を特定できます。ここに挙げた回答は、それぞれの種類の失語症患者に典型的なものです。 |