低血圧の主な原因

体内で起きること

原因の例

自律神経系に障害が起きる

アミロイドーシス

糖尿病

多系統萎縮症

パーキンソン病

心臓に戻る血液が遮断される

妊娠中に、特定の体位で横たわった際に下大静脈(脚から心臓に戻っていく血液が流れる太い静脈)が子宮により圧迫される

排便や排尿、重い物を持ち上げる際のいきみによる腹圧の上昇

血管が拡張する(広くなる)

アルコール

一部のアレルギー反応

アミトリプチリンなど、一部の抗うつ薬

血管を拡張させる降圧薬(カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬など)

細菌感染症(重症の場合)

暑さにさらされること

神経の損傷(糖尿病アミロイドーシス、脊髄損傷などによるもの)

硝酸薬

血液の量が減少する

下痢

利尿薬(フロセミドやヒドロクロロチアジドなど、腎臓が体から水分を取り除くのを助ける薬)

大量の出血

大量発汗

排尿の増加(未治療の糖尿病副腎皮質機能低下症でみられる一般的な症状)

血圧を制御している脳の中枢の働きが妨げられる

アルコール

抗うつ薬(一部)

メチルドパ、クロニジンなどの降圧薬

バルビツール酸系薬剤

心拍出量が低下する

不整脈

心臓弁膜症

心筋の損傷または機能不全(心臓発作または心筋炎などによるもの)

肺塞栓症