ホジキンリンパ腫の病期

病期

広がりの程度

治癒*の見込み

I

リンパ組織(リンパ節、胸腺、脾臓)の1つの部位、またはリンパ系以外の1つの部位(IE期)のみに限局している†

90%超

II期

横隔膜の上方または下方のいずれか一方にある複数のリンパ節領域に浸潤がみられる(例えば、首に腫れたリンパ節がいくつかあり、わきの下にもいくつかある場合)、もしくは横隔膜の同じ側にある他のリンパ節領域にかかわらず、浸潤がみられるリンパ節領域外に広がっている(IIE期)†

III期

脾臓および横隔膜の上方と下方の両側にある複数のリンパ節領域に浸潤がみられる(例えば、首に腫れたリンパ節がいくつかあり、脚の付け根にもいくつかある場合)

80%を超える

IV期

リンパ節のほかに、骨髄、肺、肝臓などにも浸潤がみられる

*腫瘍が消えた状態で5年間生存。

†I期とII期で、ホジキン病がリンパ系以外の器官に存在する場合は、IE期またはIIE期に分類される。