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分子矯正療法

執筆者:

Steven Novella

, MD, Yale University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 11月
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分子矯正療法では、一般的に体内に存在するビタミン、酵素、ミネラル、ホルモン(メラトニンなど)、アミノ酸などの栄養素を特定の病気の治療や健康維持のために利用します。これらの栄養素は単体で用いられることもあれば、様々な組合せで用いられることもあります。診断および治療においては、栄養が重要視されています。

分子矯正療法はときに栄養医学と呼ばれており、食事で通常摂取される量よりももっと多い量の栄養素で食事を補うことを強調しているため、食事療法とは異なるものです。施術者は、栄養面のニーズは推奨量(RDA)を大きく上回るものであり、栄養療法は各人の特性や症状に基づいて個別化しなければならないと信じています。栄養素は経口で摂取するか、かなり頻度は低くなりますが、静脈内に投与することもあります。

分子矯正療法のよくみられる型として大量ビタミン投与療法があります。投与量は多くの場合、推奨量を大きく上回ります。分子矯正療法の施術者は、1日許容量では健康維持や病気の治療には不十分であると主張しています。

効能

分子矯正療法は、がん、心血管系の病気、慢性疲労、慢性の痛み、自閉症、精神障害など、多くの病気の治療に用いられています。このような治療のほとんどに、科学的根拠による裏付けはありません。

ただし、効果が示されているものについては、通常医療の一部となっています。例えば、高用量の魚油は中性脂肪(トリグリセリド、脂肪の一種)の高値の治療のほか、炎症(関節リウマチなど)や気分障害の治療に用いられます。

起こりうる副作用

分子矯正療法にはリスクがあり、ときに有害となる可能性があります。高用量の魚油が前立腺がんのリスクを高める可能性が示されています。

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