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ナチュロパシー

執筆者:

Steven Novella

, MD, Yale University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 11月
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ナチュロパシーは様々な文化圏の医療行為を参考に、1900年代初頭に米国で正統な医療システムとして始まりました。ナチュロパシーでは、自然の治癒力という考えに基づいて、以下のものが重視されます。

  • 健康的な生活習慣を通じた疾患の予防と治療

  • その人すべての治療

  • 身体に生来備わっている治癒力の利用

ナチュロパシーでは、単に症状を治療するというよりはむしろ、病気の原因を見つけることにも焦点をあてています。ナチュロパシーの原理の中には、アーユルベーダ アーユルベーダ アーユルベーダは、4000年以上前に発祥したインドの伝統的な医療体系です。アーユルベーダは、体にある生命の力である「プラナ」のバランスが崩れて病気になるという理論に基づいています。この生命の力のバランスは、ドーシャと呼ばれる体の3つの要素(ヴァータ、ピッタ、カパ)の均衡により決まります。ほとんどの人は支配的ドーシャをもっており、具体的なバランスは人によって異なります。施術者は以下のような方法で患者の評価を行います。... さらに読む 中国伝統医学 中国伝統医学(TCM) 2000年以上前に中国で発祥したこの中国伝統医学は、病気は体に備わった生命の力(気)の流れが乱れた結果として生じるという理論を基盤にしています。「気」は相対する力である「陰(暗さ、女性性、負の力に関連)」と「陽(明るさ、男性性、正の力に関連)」のバランスを保つことで回復します。陰と陽は、体内では冷と温、内因と外因、欠乏と過剰として現れます。「気」をよい状態に保ち、健康を回復するために様々な方法が行われます。薬用ハーブや鍼治療がよく用いら... さらに読む などの伝統的な癒しのシステムの原理とそれほど変わらないものもあります。

ナチュロパシーは次のような療法を組み合わせて行われます。

ナチュロパシーの施術者の中には、科学的根拠によって裏付けられていない手技を擁護している人もいます。水治療法が1つの例です。また、施術者の中には小児の予防接種を推奨しない人もいます。小児の予防接種 小児期の予防接種 感染症から守るため、小児には予防接種を受けさせるべきです。ワクチンには、感染力をもたない細菌やウイルスの断片、または感染症を引き起こさないように弱毒化した細菌やウイルスがそのまま入っています。ワクチンの投与(通常は注射)によって体の免疫系が刺激され病気にかかるのを防ぎます。ワクチン接種は、病気の予防につながる免疫状態を作り出すことから、予... さらに読む によって病気や死亡を防ぐことができ、便益がリスクを大きく上回ることが研究で示されています。

ナチュロパシー療法に関しては、適切な試験デザインを有する研究はほとんど行われていません。

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