Msd マニュアル

Please confirm that you are not located inside the Russian Federation

読み込んでいます

甘草

執筆者:

Melissa G. Marko

, PhD, Nestle Nutrition;


Ara DerMarderosian

, PhD, University of the Sciences

最終査読/改訂年月 2017年 11月
ここをクリックするとプロフェッショナル版へ移動します
ここをクリックするとプロフェッショナル版へ移動します
ここをクリックするとプロフェッショナル版へ移動します
本ページのリソース

天然の甘草には非常に強い甘味があります。甘草は灌木の根から抽出され、カプセル、錠剤、液剤の形で薬品として使用されます。米国製の甘草飴(リコリスキャンディ)は人工的に味つけされたものがほとんどで、天然の甘草は含まれていません。天然の甘草の有効成分はグリチルリチンです。グリチルリチンの作用にとりわけ感受性が高い場合には、グリチルリチンの含有量をずっと減らした特別な甘草製品(通常の用量の約10分の1)を入手できます。こうした製品は脱グリチルリチン甘草と呼ばれています。

薬用ハーブと機能性食品の概要も参照のこと。)

知っていますか?

  • 米国の甘草飴(リコリスキャンディ)は人工的に味つけされたものがほとんどで、天然の甘草は含まれていません。

効能

甘草は多くの場合、せきを止めたり、のどの痛みや胃の不調を緩和したりすることを目的として使用されます。外用すると、皮膚の炎症(湿疹など)を鎮めると考えられています。

起こりうる副作用

甘草を低用量または通常の量で摂取した場合、副作用はほとんどありません。ただし、高用量では、グリチルリチンは腎臓に塩分や水分を貯留させ、可能性として高血圧を引き起こすことがあります。また、グリチルリチンは腎臓のカリウム排泄量を増やし、可能性として低カリウム血症を生じさせることもあります。カリウムの排泄量が増えると、心疾患がある人や、ジゴキシンや尿中のカリウム排泄量を増やす利尿薬を服用している人において、特有の問題が生じやすくなります。こうした場合や高血圧がある場合には、甘草の摂取を控えなければなりません。

甘草は早産のリスクを高めることがあります。このため、妊婦は甘草の摂取を控えるべきです。

薬との相互作用の可能性

カリウムの排泄量が増えると、ジゴキシンや尿中のカリウム排泄量を増やす利尿薬を服用している人においても特有の問題が生じやすくなります。こうした場合には甘草の摂取を控えなければなりません。甘草はワルファリンと相互作用を起こし、血栓のリスクを高めることがあります。

さらなる情報

ここをクリックするとプロフェッショナル版へ移動します
ここをクリックするとプロフェッショナル版へ移動します
よく一緒に読まれているトピック

おすすめコンテンツ

ソーシャルメディア

TOP