セントジョーンズワートの花に含まれる赤い物質には、ヒペリシンやヒペリフォリンなどの生物学的に有効な多数の化合物が含まれています。
(薬用ハーブと機能性食品の概要も参照のこと。)
効能
セントジョーンズワートは多くの場合、うつ病の症状緩和を目的として摂取されます。研究結果は様々ですが、軽度から中等度の短期的なうつ病の治療に有益である可能性があります。
セントジョーンズワートは乾癬を含む皮膚の病気の治療に用いられてきましたが、この病気に対する効果は立証されていません。
起こりうる副作用
セントジョーンズワートは日光過敏性を高めることがあります。その他の副作用には消化管症状、疲労、双極性障害を有する人での躁状態などがあります。妊婦は、子宮の筋肉の緊張が強くなり流産のリスクが高まるため、このサプリメント(栄養補助食品)を摂取しないでください。
薬との相互作用の可能性
セントジョーンズワートに関する大きな問題の1つは、いくつかの薬と有害な相互作用を起こす可能性があることです({blank} 可能性のある主な薬用ハーブと薬の相互作用)。こうした相互作用の結果、毒性反応が生じたり、薬の効果がなくなったりすることがあります。