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コエンザイムQ10

執筆者:

Melissa G. Marko

, PhD, Nestle Nutrition;


Ara DerMarderosian

, PhD, University of the Sciences

最終査読/改訂年月 2017年 11月
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コエンザイムQ10(ユビキノン)は体内で自然に産生される酵素の1つです。コエンザイムQ10は細胞のエネルギー変換過程に関わっており、抗酸化作用があります。抗酸化物質は正常な細胞活動の副産物であるフリーラジカルによる損傷から細胞を保護します。高齢者や、心疾患、がん、パーキンソン病、糖尿病、HIV感染(エイズ)、筋ジストロフィーなどの慢性疾患がある人では、コエンザイムQ10の値が低下するようです。しかし、コエンザイムQ10値のこうした低下が病気につながっているのかどうかは分かっていません。

コエンザイムQ10を豊富に含む食品には肉、魚、植物油があります。

薬用ハーブと機能性食品の概要も参照のこと。)

効能

コエンザイムQ10については、心不全の患者や、パーキンソン病ハンチントン病筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経変性疾患の患者に使用する研究が行われています。またコエンザイムQ10は、特定のがんの化学療法薬(ドキソルビシンやダウノルビシンなど)の毒性作用から心臓を保護するのに役立つこともあります。コエンザイムQ10が保護的な特性をもつ可能性を示す予備研究はいくつかありますが、さらなる研究が必要です。

起こりうる副作用

副作用はあまりありませんが、腹痛、吐き気、胸やけ、下痢、嘔吐などの消化器の症状や、めまい、日光過敏、易刺激性、頭痛などの中枢神経系の症状が現れる人もいます。その他の副作用として、皮膚のかゆみ、発疹、食欲減退、疲労、インフルエンザ様症状などがあります。コエンザイムQ10は激しい運動をする人には勧められません。

薬との相互作用の可能性

コエンザイムQ10により、血栓を予防する抗凝固薬のワルファリンへの反応が低下することがあります。

さらなる情報

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