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高齢者に対する入院治療

執筆者:

Oren Traub

, MD, PhD, Pacific Medical Centers

医学的にレビューされた 2018年 3月
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入院する患者の3分の1以上が高齢者で、入院患者の常に半数近くが65歳以上です。そして救急外来を受診する高齢者の約半数が入院します。

多くの高齢患者は退院する際、病気になる前と比べて状態が悪くなることがあります。その理由の1つは、高齢者は長期にわたる、体力を奪う重篤な病気で入院する傾向があることです。(入院による問題 入院による問題 入院しているというだけで特定の問題、特に感染( 院内感染といいます)が生じることがあります。ほかにも、以下のような問題があります。 長期の 床上安静に伴う問題(床ずれなど) 低栄養 錯乱と精神機能の低下 失禁 さらに読む も参照のこと。)

しかし、年齢にかかわらず単に入院しているというだけでも問題は起きます。高齢者ではすでにそのような問題を抱えているか、それに近い状況になっているため、以下のような原因から深刻な結果を招くことになりがちです。

高齢者では、かかった病気だけでなく、入院によるダメージから立ち直ることが精神的にも身体的にも難しい場合が多くみられます。

予防戦略

高齢者の入院に伴って発生する問題を予防するための戦略を立てている病院もあります。心身の機能を病気になる前と同じレベルで維持できるように高齢者を支援することを目的としています。

治療

病院で患者の病気をどのくらい積極的に治そうとするかが、患者の年齢によって左右されるべきではありません。治療に関する選択が年齢ではなく病状に基づくことを確認するために、家族と高齢患者本人が医師と話し合うべきです。とはいえ、高齢者の場合は、本人の希望や予後(経過の見通し)によっては、あまり積極的に治療しない方が望ましいこともあります。予後とは、その病気が今後どう進展していくか、患者があとどれくらい生きられそうかについての予測のことです。その意味で、高齢者では、どんな状況になったらどんな治療を望むかについて、事前指示書を作成しておくことが特に大切です。

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