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軟部組織の損傷

執筆者:

Amy H. Kaji

, MD, PhD, Harbor-UCLA Medical Center, David Geffen School of Medicine

医学的にレビューされた 2020年 6月
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本ページのリソース

挫傷、軽い筋挫傷、軽いねんざは、軽度から中程度の痛みと腫れを起こします。腫れた部位は変色し、1日経つと紫色になり、数日後には黄色または茶色になります。通常はけがをしている部分も動かすことができます。しかし、変形、歩けない、患部を動かせない、またはひどい痛みなどの、より激しい症状がみられる場合は、 脱臼 脱臼の概要 脱臼とは、関節を形成している骨が完全に離れることです。亜脱臼では、関節の骨が部分的にずれています。多くの場合、脱臼した関節は、医師が元の位置に戻す(整復する)まで脱臼したままですが、ときに自然に元の位置に戻ることがあります。 関節に起こる損傷は、ほとんどが外傷や酷使によるものです。... さらに読む (関節で接合している骨が外れた状態)、亜脱臼(骨が部分的に外れた状態)、 骨折 骨折の概要 骨折は、骨がひび割れたり折れたりすることです。ほとんどの骨折の原因は、骨に力がかかることです。 通常、骨折はけがや酷使によって発生します。 損傷した部位には痛みが生じ(特にその部位を使うとき)、通常は腫れ上がります。また、あざ、ゆがみや曲がり、ずれなどがみられることがあります。... さらに読む 骨折の概要 、重い ねんざ ねんざとその他の軟部組織の損傷の概要 ねんざは、靱帯(骨と骨をつなぐ組織)の断裂です。その他の軟部組織の損傷には、筋肉の断裂(挫傷)や腱(筋肉と骨をつなぐ組織)の断裂などがあります。 筋肉、またはそれらをつなぐ組織に起こる損傷は、ほとんどが外傷や酷使によるものです。 損傷した部位には痛みが生じ(特にその部位を使うとき)、通常は腫れ上がり、あざができることがあります。... さらに読む ねんざとその他の軟部組織の損傷の概要 または筋挫傷など、より重度のけがを起こしている可能性があります。重い症状がある場合は、医師の診察を受け、けがの状態を判定してもらう必要があります。

救命・応急手当

挫傷、軽い筋挫傷、軽いねんざは家庭でも治療することができ、患部を守り(protection)、安静にし(rest)、冷やし(ice)、圧迫し(compression)、心臓より上に保つ(elevation)(PRICE法 初期治療 スポーツ外傷は、運動選手やスポーツに参加する人によくみられます。従来からスポーツ外傷として捉えられがちな外傷の中には、スポーツをしていない人にも起こるものがあります。例えば、主婦や工場労働者は、テニスをしていなくてもしばしば テニス肘になることがあります。 スポーツへの参加には外傷のリスクがつきものです。適切なウォーミングアップ(激しい運... さらに読む 初期治療 )ことで、回復が早まり、痛みや腫れが緩和します。骨折、重い筋挫傷、ねんざ、亜脱臼、または脱臼の可能性があるときは、医師の診察を受けるまでの間、副子をあてておくべきです。

よく使用される副子(固定具)

腕や脚を固定できるものなら何でも副子として使えます。副子は損傷が広がるのを防ぎ、痛みを抑えるために用いられます。効果を得るためには、損傷部の上と下の関節が動かないようにする必要があります。

副子は、雑誌や新聞紙の束など身近にあるものでも作れます。しかし通常は、板などの硬くまっすぐなものを腕や脚にひもで結んで固定します。腕、手首、または鎖骨を損傷した場合、前腕を支えるために副子とともにつり包帯を使うこともあります。

よく使用される副子(固定具)
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