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足の疲労骨折

執筆者:

Paul L. Liebert

, MD, Tomah Memorial Hospital, Tomah, WI

最終査読/改訂年月 2020年 2月
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本ページのリソース

疲労骨折は、個別の外傷ではなく何度も負荷がかかることで生じた複数の細かく不完全な骨折です。

  • 体重をかけると痛みが生じ、次第に悪化していきます。

  • X線検査または骨シンチグラフィーが行われます。

  • 少なくとも6~12週間は、骨折した部位に体重がかからないようにします。

繰り返し体重の負荷がかかり、筋肉や腱が負荷を吸収して骨への衝撃を和らげる能力の限界を超えると、疲労骨折が起こります。疲労骨折は太もも、骨盤、すねに起きる場合があります。疲労骨折の半数以上は下腿(脚の膝より下の部分)に発生し、なかでも足の中央部の骨(中足骨)に最もよくみられます。

疲労骨折は個別の外傷(転倒や打撃など)によるのではなく、何度も負荷がかかったり、酷使された後に起こります。 中足骨の疲労骨折(行軍骨折)は、通常、ランナーが練習の強度や距離を急に変更しすぎた場合や、体の状態が整っていない人が重い荷物を持って長距離を歩く場合(軍の新兵など)に起こります。他の危険因子には、足のアーチが高いこと、衝撃吸収性能が不十分な靴を履いていること、骨が痩せていること(骨粗しょう症 骨粗しょう症 )などがあります。

知っていますか?

  • 足の骨の疲労骨折は行軍骨折と呼ばれることがありますが、この名称は、長距離の行軍を始めたばかりの新兵にこの骨折が多くみられることに由来しています。

症状

中足骨の疲労骨折では、ほとんどの場合、時間の運動や激しい運動を行った後に足の前部に痛みが生じ、運動をやめるとすぐに治まります。その後、運動時に痛みの現れるタイミングが次第に早くなり、運動できなくなるほど強く痛むようになって、やがて体重がかかっていなくても痛みが続くようになります。

診断

  • X線検査

通常、標準的なX線検査を行いますが、疲労骨折が生じて約2~3週間が経過し、X線画像で骨折から回復中の骨が示されるようになるまでは、正常に見える場合があります。骨シンチグラフィーまたはMRI(磁気共鳴画像)検査を行えば、より早期に診断できることがあります。疲労骨折した女性は、骨粗しょう症の検査が必要かどうか、医師に相談してください。

疲労骨折とは

疲労骨折は、度重なる衝撃を受けて骨に小さいひびが入っている状態です。足の中央部の骨(中足骨)に多くみられます。

疲労骨折ひろうこっせつとは何なんですか?

治療

  • 安静

治療では、骨折が生じている足にかかる負荷を減らします。患者は松葉杖や木靴、または市販のサポートシューズやブーツを短期間使用します。ギプスが必要になる場合もあります。治癒には最長で12週間かかります。他のけがと同様に、完全に回復するまで、体重の負荷がかからない運動(水泳など)で有酸素運動を行うと、体力を維持できます。

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